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翻刻
三
身(しん)
国
此国 鑿歯(せんし)【資料の字は「鑿」の異体字と思われる】国の
東(ひかし)にあり其人
かしらひとつにして
身はみつあり
蜒(たん)【字面からは「蜓(てい)」に見える】
三
蛮(ばん)
国(こく)
此国人 船(ふね)をもつて
家(いへ)とす。きわめて
まづし。冬(ふゆ)にいたる
にも。身に一 衣(ゑ)なし。
魚(うを)を取(とり)て。食(しよく)とす
妻子(さいし)共(とも)に舟(ふね)に
のり。ゆくさきに
とゞまるなり。