Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 63

ページ: 63

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【上段】 薬師(やくし)の名号(めうこう)ばかりなりとも となふべし 一 幾湯諸国(いくゆしよこく)に有といへども 或(あるひ)は水 湯(ゆ)又は色々(いろ〳〵)味(あちは)ひのゆ なり然(しか)るに此ありまはしほ湯(ゆ) にて力(ちから)はけしみゆへすくなく よくすれはかんをあたゝめしつ をさり風をしりぞけけつ気(き)い をたゞし気(き)りよくをますはれ いたみの所を治(ぢ)する事此ゆ のとくにこへたるはなししかし ながら薬(くすり)なればとてつよく すればあせしきりにいでゝ けつ気いちがひむねふさがり たちまちにあやまちありたとへ 【下段】 紫式部(むらさきしきぶ) めぐり   あひて みしや  それとも わかぬ   まに 雲(くも)がくれ    にし 夜半(よは)の月(つき)かな