翻刻
【右丁】
(10)
【上段 写真】
刈谷町駅
【下段 文】
刈谷新駅より西南一哩弱に位す、刈谷
町の在る所にあり。
[刈谷町] 天文二年徳川家康の外祖水
野忠政此地に城を築きしより稲垣、阿
部、本多、三浦、土井の諸氏相次て之
に居す、現今戸数一千五百、人口約八
千五百に過きずと雖、近郷附近の雑貨
供給地として豪商棟を列ね郡内屈指の
小都会たり、殊に太田氏の経営に属す
る製袋工場は其組織頗大にして一ヶ年の
【左丁】
【上段右 文】
紙袋産額二億万【ママ】枚、其価格拾五
万円に上り販路海内に普及せ
り、又大野氏主宰に係る煉瓦工
場は旧藩士就産の目的に成り
【上段左 写真】
松本奎堂碑
【下段上 写真】
亀城趾
【下段下 文】
明治十五
年の創立
にして実
に愛知県
に於ける
斯業の嚆
矢なり
現今一ヶ
年の産額
五百万個
に達す。
(11)
【[ ]は矩形で囲み】