翻刻
右丁】
にら ̄ニ《割書:み?つ|うし》一切のくさひら《割書:きのこ|たけ》の類 ̄ニ《割書:、きじ、いか、やまどり、かも、たまご|、はまぐり、うづら、いわし》竹のこ ̄ニ《割書:さたう、しぎ|、菊の花、ふな》
さたう《割書:すもゝ、ふな、たけのこ|、ゑび、つはぶき》みつ ̄ニ《割書:、ちさ、ねぎ、すし|、えひ、うし》さつまいも ̄ニ《割書:、きんかん、しんしや|、くまのい》まくはうり ̄ニ
《割書:、大こん、かゞいも|、あぶらあけるゐ》すいくわ ̄ニ《割書:、そはきり、かうじ|、あぶらあげのるゐ》みかん ̄ニ《割書:うさぎ| 》ぼけ ̄ニ《割書:うめ| 》柿 ̄ニ《割書:かに| 》なつめ ̄ニ《割書:、ねぎ、にんにく|、うをの類》
やまもゝ ̄ニ《割書:、ねぎ、にんにく、そば|、いりまめのるゐ》ひは ̄ニ《割書:あづき うんとん あつむぎ|四足のあふりもの》むめ ̄ニ《割書:、ぼけ、うなぎ|、たこ》こせう ̄ニ《割書:、こひ、もゝ|、あをうめ》
《割書:、ちさのるゐ|、すもゝ、やまもゝ》くろたひ ̄ニ《割書:しぶかき| 》こひ ̄ニ《割書:、あづき、こせう、なつとう、しそ|、きじ、すべりひゆ、てんもんどう、ねぎ》ふな ̄ニ《割書:、からし、さたう、きじ|、にはとり、にんにく》
《割書:、しか、ばく|もんどう》うなき ̄ニ《割書:、すのるゐ、ぎんなん、そば、もち|、にはとり、すいくわ、ぼけ》はえ ̄ニ《割書:、きじ、やまどり|、しか、ゐのしゝ》えび ̄ニ《割書:、さたう、みつ、ろく|しやうをなむべからず》
どぢやう ̄ニ《割書:ところ| 》なまさば ̄ニ《割書:あをのり| 》かに ̄ニ《割書:なまぶ| 》うづら ̄ニ《割書:、きのこ|たけのるゐ》きじやまどり ̄ニ《割書:、きのこたけ|のるゐ》
《割書:、ひともじ、くるみ、ふな、はえ|、木くらげ、なつとう、そば、にんにく》かも ̄ニ《割書:、くるみ、きくらげ|、なつとう》にはとり ̄ニ《割書:、こひ、すもゝ、うなぎ、うさぎ|、もちごめ、からし、ふな、ねぎ、にんにく》
たまご ̄ニ《割書:、むめ、あづき、あゆ、くるみ、ねぎ|、にんにく、うさぎ、きのこたけのるゐ》あひるのたまご ̄ニ《割書:、すつぽん、すもゝ|、くはのみ》うさぎ ̄ニ《割書:、かも|、きじ》
《割書:、みかん、にはとり|、しやうが、からし》ぶた ̄ニ《割書:、そば、ふな|、たまご》ゐのしゝ ̄ニ《割書:、からし、なまこ|、そば、めんるゐ》しか ̄ニ《割書:、きじ|、えび》うし ̄ニ《割書:、ねぎ、しやうが|、にらのるゐ》
【左丁】
都会ノ人ハ医者ノ多キヲ頼ムト雖トモ動モスレバ急病ノ間ニ合ズ辺鄙ノ
民ハ医師ノ少キヲ以テ其治療ニ後レ遂ニ不治ノ症トナルコトアリ此故ニ時トシテハ二ツ
ナカラ非命ニ陥ルコトハ親ク見聞スル所ニシテ必竟ハ辱キ我 国医道古伝
神方自然ノ簡易ナルアルモ深ク秘メ世ニ拡ルコト無レバナリ是以《割書:僕》陸奥一ノ関ニ生レ
神国自然ノ医道復古ニ宿志ヲ抱クコト多年大ニ憤悱シテ諸国ヲ歴遊シ千
辛万苦シテ 神国古伝ノ経験数百方ヲ伝授セリ今其中ノ純粋ナルヲ
采リ伝家ノ姓名ヲ顕ハシ《割書:秘訣ヲ受テ世ニ出ス|万人ノ為ヲ思バナリ》普ク四方ニ告テ救民ノ一助ニ備ントス
今日ヨリ都鄙ノ人民百歳ヲ保テ 神国医道復古ノ寿域ニ躋ンコトヲ希而已
𡷚文化十四《割書:丁| 丑》歳八月 東都 衣関順庵謹識 【印】
榊園藏?【刊ヵ】
晋為救民
換筆研労