Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: 春画資料

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 219 (3) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 219 (3) - ページ 10

ページ: 10

翻刻

なりて、しづくもよゝとものし給ふ、うすらかなる おん毛(け)に、しろきものゝつきたる、 春(はる)のわか草(くさ)の もえそめしに、あは雪(ゆき)のすこしふりかゝりたるやう なわんかし」、どうだね、〽(げん)よくできました、わたくしな どは、ここの田舎源氏(いなかげんじ)でなければわかりません、それだ からはやりますことは、田舎源氏(いなかげんじ)のふうの絵(ゑ)さへ出(で)ま すト、よくうれると申しますヨ、〽(ふじ)コウ源(げん)さんなんだカ、源(げん) 氏(じ)のはなしが身(み)にしみたら、のぼせて来(き)た、サア こツちへおよりな〽(げん)アイとはいへど顔(かほ)あかめ、ものを もいはず、 間(ま)のわるそうに、モヂ〳〵と、〽(げん)おまへさん、アノ ごてんにおいでのときは、サゾごふじゆうでござり ましやうねヘ、そのをりはどんなおたのしみがござイ ましたへ、はなしておきかせなさイましナ、うけた まはりましたが、 女(をんな)どうしでも、いゝ事(こと)ができま すでばござイませんカ 人(ひと)の申しますには、ほんのお とこよりもいゝといふことでござイます、トいへば、