Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - ページ 47

ページ: 47

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誠を顕はせ。よも上帝の大名に誓ふたる盟約は 汝と雖ども破り得難からんと問ひけるに魔君 言下に誓ひける漁夫乃はち鉛蓋を再ひ開く所 濃霧上騰すること初めの如く終に魔君其眞形を 現はし脚を擧げて瓶を海中に蹴(け)込みたり漁夫 此 擧動(ふるまい)を見て大に驚きたる時魔君漁夫に向ひ 心を沈靜(おちつけ)よ余が今の擧動は汝を驚かさんと戯 れたるのみいで約の如く汝に福を與へんに汝 の網罟(あみ)を収め肩に荷ふて吾に跟随(つき)来れと命じ ければ漁夫は尚危ぶみながら魔君に跟随(つき)行(ゆく)に