Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5630 (2) - ページ 71

ページ: 71

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憐(しき)王を嫌ふて他人を愛するとは王后/錯(あやま)てり王 后は是非を辨せざる者に似たるにあらすやと 言ふに一女荅へて然り汝の言當れり然れども 王后宮を出で他に行くは毎夜の事なり王の知 らざることはよもあらし知りて恣にせしむるは 最(いと)不審(いぶか)し是れ眞に觧すべからざる事なりとい へば先の女又荅へて王如何にして知る由あら んや王后は何やらん草液( |くさのしる)をもて酒に和し毎夜 之を王に飲ましむるが故に王は忽ち先後も知 らす死睡し王后の出入を知らず黎明(しのゝめ)の頃に王