翻刻!江戸の医療と養生

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広益秘事大全 3巻. [2] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [2] - ページ 3

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【左丁頭書】 【赤角印 帝国図書館藏】 女人はよろしよろづ慎(つゝし)みてみだ りにうごくべからず待人はおそく 来るべし間(あひだ)にてひまどる事有 他国(たこく)へ出る門出にわろし但し さきにて久しく居(を)るたぐひには よし方角(はうがく)時刻は寅卯なり 町人(ちやうにん)はよろし何事も辛抱(しんばう)して 大利あり武士(ぶし)はわろし海川を わたるに忌(いむ)べしもしわたる事 あらば昼より後にわたるべし ○第四/仏滅(ぶつめつ)の星にあたる日は 何事にも凶(あし)し慎みてみだりに 事をなすべからす但し物をうり 財(たから)を出しすべて損(そん)じて益(えき)ある 事にはよろし他国(たこく)遠行(えんかう)の首(かど) 途(で)男女の縁談(えんだん)公事(くじ)沙汰(ざた)いづ れもみなわろし待人はさたも 【左丁本文】 【赤角印 白井光】 【赤丸印 帝国・昭和十五・一一・二八・購入】  ○蝨(しらみ)をさる法 一 白鳥(はくちやう)の羽(は)の茎(くき)に水銀(すゐぎん)をいれて下帯(したおび)に ゆひつけ置ば蝨(しらみ)こと〳〵く死す又/衣服(いふく)を 一夜(いちや)外(そと)へ出し地上(つちのうへ)に直(じき)に肌着(はだぎ)下帯をひろ けておくべし悉(こと〴〵)く死す甚しきは土中(どちう)へ 埋(うづ)めておくべし又方 牽牛子(あさかほのみ)を肌着(はだぎ)の袖(そで)にいれおけば蝨(しらみ)うつらず うつりても早(はや)くさる也又 百部(ひやくぶ)。秦艽(しんげう)。二味/粉(こ)にし焼(やき)て衣を燻(ふす)ふれば 蝨こと〴〵くさる湯(ゆ)に煎(せん)じて洗ふもよし  ○頭(かしら)の蝨をさる法 一 藜蘆(りろ)を粉(こ)にし髪(かみ)の中にすりつけて一夜 おけば蝨(しらみ)こと〴〵く死す  【枠外丁数】十九