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コレクション: 稗史叢を読む

稗史鈔 - 翻刻

稗史鈔 - ページ 128

ページ: 128

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重次郎へいちやつゝめしづくしのことばに「ほれたどふしの中〳〵は 深く思ひをこめのめし思ふ中にもいさかひてかんしやくおこれはぶち のめし茶めしな事をいわんすとこつちらからもつきのめしたつた ひと夜もぬしさんにあわのめしなりやきになりて人をやるかやおみ なめしふみて御さうをとうふめしなめししつみしこいのふちチンチヽ リツつん〳〵とひそつてみても又をれてじやうこはめしなおかたじや とくせつに口はまめのめしこがるゝむねのあづきめしぬしの心は ひやめしとゆうきりにてはなけれともかゆやまんまでやう〳〵と命つな いでいるわいなとはらはたてどもあつちらはむきめしならぬひき わりのわりなき中とそ也にける」徳三郎へは汁つくしであたつゝ文(モン)に 「恋すれは人の心もしるなべのふたりとはなるいもしるにいのちもほんに ちゞめしるしんても思ひきらすじるよのわる口に女郎かいぬかみそ じるといわせるもわたしがかほのふうじるにはぢぬとがゝといく ごましるならねどもしるだくさんをごちそうにとこのうちでは くじらじるぷんとかほるはなつとうじるしかしながらにたこじる やあんかうじるなやぼきやくのたぬきじるをもねせつけてよこにくる のはかにじるのみなぬしゆへとしる人ぞしかしるなべの水ももらさぬ 中となる」重次郎徳三郎二人か身うけせんといふにから竹が心は二つ身は一つ いきてはいられぬと思ひのあまりに身かふたつにさせてうせて?こんぱくを朝日(アサヒ)如来と 九郎介か重次郎徳三郎へそはせ給ふ事いとおかしくおもしろし巻末に云 此そうしのたねといふは二百文のぜに也今そのわりをしておめにかけん法に曰 いなりは五しや【五社】といひ又九郎介といへは五九四十九文也みだの本 ̄ンぐわんは四十八文徳 三郎の十九三て二十二文也七つや十二郎で七十二文也所へ三もんじやのから竹を二つ にわつたから一文きなか【寸半】となる目を引て総高〆て右の二百文となりあとにぜに きなかのこる此きなかのわりあまりにてこずつたからいなかむすめとこじ つけたさんかんこゝてわかるよつてげだいも蹴転破瓜(けころのみづあけ)とつけたは 二百をわる といふなぞさ云々  巻中にいなかむすめがおどりたして朝日如来九郎介の         いこんを和らけはれさせたる事あり 小人国 毇(コヾメ)桜 《割書:寛政五丑|二 つたや板》  《割書:京伝作| 》【小人島毇桜】【コマ30-31, 46】 小人島の事をおかしくかきたり蟻を馬のやうにつかふ事蝿の力持かるわさの見せ物 なと大笑ひ也