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コレクション: 稗史叢を読む

稗史鈔 - 翻刻

稗史鈔 - ページ 133

ページ: 133

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忍(シノブ)や善右衛門と云ものりちきものにて一子善次郎にもかんにんの事ををおしへるをほつたんとし 善次郎■となりのおていと云みさほ正しき後家のむすめおせつと二人りたひをする事 これ両しんのいひつけかはゆひ子には旅をさせろの心也二人のものいろ〳〵うきかん なんのたひをよの中の事になしておもしろくおしへになる事をかけり 本樹真猿浮気噺 《割書:戌|三 つたや板》  蔦唐丸自作 自序に恋川が無たい記、喜三二が見たい記、万象亭のいらい記、初中後の 趣は一也云々 天野邪九郎と云者人のまだ思ひつかぬ山をして金をもふけんといろ〳〵な あんじをして一つもあたらぬ事をおかしくかきたり初子の日の小松引をさせ る事をはじめとし年の暮に引づりすゝとてすゝとりの考へ「すゝとろう〳〵 とよひあるくにたのみてなき事をおはりとせり 嘘言(ウソ)然(シツカリ)故郷 土産(ミヤケ) 《割書: |三 西宮板》 《割書:作名ナシ|画名トモ》 せんどう徳兵へと云もの難風にて小人島へ吹つけられいろ〳〵のおかしみついに 小人をつれかへりて見世物に出し金をもふけ事をおはりとす 江戸 ̄ノ春一夜千両 《割書: |三 つたや板》  京伝作【コマ32, 97 】 もち丸や長者右衛門と云大金もち家内并に番頭下女でつちにまでそれ〳〵 に金をやりこんやちうにつかつたものには一ばいましにしてやるといふはうまい はなし也さて人々いろ〳〵にくふうして金をつかふ事をしるす 《割書:富士流剣術|荒井流柔術》東海[街]道女敵討 《割書:文化十午|三   板》  《割書:三馬作|豊国画》【吾嬬街道女敵討】    富士天龍軒と云けん術名人の老人荒井たん正左衛門と云やわらと?の たつ人ありていこんをふくみたる事天龍斎か養子金弥男色の事にてころされる事 金龍斎があら井にころされる事百姓正兵へ荒井にころされその子かたき打の事 をかく文も絵も甚古風なもの也 敵討最上物語 《割書:文化五辰?|三》  《割書:三芳野多賀安作を 鬼武作|         国長画》【復讎最上紅花染】 千?ば家の武士はんだ■■のむすめ花をか喜さくといふものとみつ通の事 をはしめとし回国の六部佐治兵へといふものはからすふたりの情死をすくひ 花岡喜作を夫婦にする事出?ゐ?■■上の百姓与二郎兵への後妻か?に?■五郎作といふ