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翻刻
通客の事を三国志になそらへて書きたり玄徳曹操なと其名のまゝを
表徳に用ひたり
《割書:手前|勝手》御存商売物 三《割書:つるや板|天明の初》 《割書:京伝作|〃 画》
こうせい表紙【行成表紙】の下り絵本か青本のはやるをうらやみしを趣向としておかし
く作れり
一刻価万両回春 三《割書:つたや板|寛政十》 《割書:京伝作| 》
世の中の事を病名にしておもしろくつくれり持たか病貧の病の類也
山 ̄ノ主(ヌシ) ̄ハ我 ̄レ独 二《割書:岩戸板|安永九》 《割書:木鶏作|北尾門人三二郎画》
家宝といふ通客深川より品川へゆく海中難風にあひ漂流
の事をかきたり下巻に云「きん〳〵本田にまきじたのしなんさな
だのうらつけ云々」その頃通客の風俗【趣?】をみるへし
《割書:本性|酩暑》有難(アリカタイ)通(ツウノ)一字 二《割書:松村板|安永本》 《割書:是和斎作| 》
つう次郎おやをの事を時代めきて書たりすへて通客の世界也
貧福両道中之記 三 《割書:つたや板|寛政五》 《割書:京伝作|春朗画》
人間の事を道中にたとへ三太郎八之助の栄枯得失をおもしろくかきたり
《割書:浦島|太郎》龍宮羶(タツノミヤコナマグサ)鉢木 三 《割書:つるや板|寛政五》 《割書:京伝作| 》
うら島乙姫の事を鉢木のおもかけをくつしてかきたり序文ノ後に語あり云
青海染藍引幕 連(レン)龍宮城下戯場羶、渹(クワウ)々波鼓有芦笛、蜃気楼台
小人国 毇(コヾメ)桜 二 《割書:つたや板
|寛政五》 《割書:京伝作| 》【小人島毇桜】【コマ46, 128も見よ】