← 前のページ
ページ 31 / 149
次のページ →
翻刻
小人島の世界をおかしく書たりこの国に豆右衛門といふ智者ありて□□□【いろ〳〵】
智恵をふるふ事をのせたり
油断 敵薬(テキヤク)功能書 三《割書: |寛政八》 《割書:一九作| 》
ふくとくや金次郎といふもの江の島にて小人島の人の漂流せしを得しをはしめとして
さま〳〵おもしろき事をしるす
《割書:唐土 ̄ノ魂(タマシヒ)|日本 ̄ノ住(スマヒ)》石千屋(コクセンヤ)繁昌 三《割書:岩戸や板|天明二》 《割書:可笑作| 》
もろこしの三娘子か人をウマにする術あるをはしめとして十方茂内
を和唐内のおもかけにしてかけり
《割書:狂伝和尚|廓中法語》九替十年色地獄 三《割書:つるや板|寛政辛亥【三年】》 《割書:京伝作|清長画》【コマ110】
けいせいの境界を地こくにたとへて狂伝和尚のせつほうのあり
さまおかしくおもしろし
《割書: 円通 ̄ノ誓|大通 ̄ノ光》運開 扇子(アフキノ)花 三《割書: |天明初》 《割書:喜三二作|北尾政演画》
扇や浜荻かめや幸三郎か事浅草くわん音利生の事を作れる
霞之隈(クマ)春 ̄ノ朝日名 三《割書:つるや板|寛政四》 《割書:京伝作| 》
あさひなふたゝひいこくへ渡り手長足長大人小人めこの島くろんほうの
人をつれ来りさま〳〵おかしき事をしるす
化物小遣帳 二《割書:つたや板|寛政八》 《割書:一九作|〃 画》
諸道霊の化物を人間のはたらきになそらへいろ〳〵おかしき事をかけり
自序に「倹約と吝嗇は水仙と葱(ネキ)のことし」云々といふるが面白し
御誂向鼠嫁入 二《割書:村田や板|寛政八》 《割書:一九作|〃 画》
ふくとくやとく助といふもの鼠の子をかはひかりてかひしよりその鼠よめ入して
とく助に福をさつく事とく助のつまよくふかき事舌きり雀の俤をうつす
四遍 摺(すり)心学草紙 三《割書:つたや板|寛政八》 《割書:馬琴作| 》【コマ99】