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さかのしやか関東へ御下りやはきの宿ふた村長者の家にて開帳あるをはしめ
とし横ぞね宇多右衛門か悪事十吉浅つまの事しのゝめの事
京太郎の事宇多右衛門つひに京太郎兄弟にうたるゝ事さかの
しやか利生おいちそせいの事をしるす此頃のものにして趣向工み也
節分 ̄ノ始 ̄メ 《割書:クロ| 》二 《割書:作画名トモナシ| 》
宇多天皇の御時くらま山僧正が谷のおく【、】ほうてうか岩やに【、】らんばそう
しゆ【11行目にもあり】といふ鬼有て此世を魔国になか【さ?】んとはかりみるめといふ鬼女に化し
稲さの大臣をはかりはかた姫と名のり入内する事つね基かんけんの事
渡部つな変化の女を殺す事稲さの大臣かつね基をむほんとざんし
打てをむける事かぐはなといふ鬼の術清?水?の花を十月咲せる事
みかと御幸あらんとの給ふ事か?んせう〳〵かん□□の事らんばそうしゆ
狐と化しいなさに悪事をすゝむる事いなさ終に悪事顕れ
■事くらま山多門天の御告にて節分の夜の豆まきありいはし
ひいら木の故事をしるす
《割書:安芸|備後》鷹塚村 ̄ノ旧跡 二《割書:つるや板 富川房信| 右の画名上巻の初てふ【初丁】右の下及び下巻の左に記す》
平家西海に亡ひし後より朝公川越に命しすまの浦のあまにいひつけ宝けん
を海中より得る事をはしめとし梶原か悪事宝けん紛失にて川越
せつふくの事社木二郎鷹を射落す事三田たん正あくきやく
主君川越の家をうはひたつ丸をおしこめ川越の妻とみの前を妻
とする事本田の二郎社木次郎の忠臣たつ丸をぬすみ■し【取し?】たん正を打取
事時代もの語也
【欄外に】
未新版
とあり
案るに
安永四未
年ならん【ここまで】
鉢冠(ハチカツキ)水曲(スイキヨクノ)玉 三《割書:いせ治板| 》 《割書: |鳥居清経画》【鉢かつき嫩振袖】
津の国としま郡大中村の山かけ長者の後妻悪心はつ花姫月みちしん
王と■をこむる事雲まの王子の悪逆にせもの初花姫をかいする【害する】事はち
かつきの事さかいのゑびすじまの女郎やさかもきや南左衛門事みや内
むけんのかねをつく事 《見せ消ち:石|》 玉のきどく鉢かつきのはち落る事雲
間の王子亡ひ長者の後室自がい初花ひめ月《見せ消ち:□□|みち》親王とめうとに
なる事時代もの也