翻刻!草双紙の世界

コレクション: 稗史叢を読む

稗史鈔 - 翻刻

稗史鈔 - ページ 46

ページ: 46

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 月日およひ草紙を費し候事さりとはたはけの至り殊に  去春なぞは世の中にあしきひやうきをうけ候事深く  是らをはぢ候て当年よりけつして戯作相やめ可申候  と私方へもかたく断り申し候へ共云々当年ばかりは作いた  しくれやう相たのみ云々○浦嶋太郎なか洲のとね川や  お鯉(り)のに馴初るをほつたんとし人魚をうませしよりつり  ふねの平次と云者かの人魚を得て女房になしてよりさま〳〵  の事人魚むけんのかねつく事人魚女郎に身をしづ  める事人魚つかひといふぢぐりなどいろ〳〵おかしく面白  作りたり 世上 洒落見(シャレケン)絵図   三《割書:蔦や板|寛政三》   京伝【コマ134】  序の後に「山東京伝識于菊亭」トアリ○世の中しやれ〳〵し  て市川団十郎の内の体を芝居でするをはしめとし開  帳も本尊はやめにしうつくしい娘といろ男をたゝせ置くなど  より世の人いろ〳〵にしやれる事をおかしく■■【穿ちヵ】しるせり 針程な棒程目がね   二《割書:□□もの歟| 》   南陀伽紫蘭作【針程物棒程目鏡】  「黒したてにほそみのおたちをきめてくろ□にかいきの風  ろ敷つゝみをもたせ云々「げいしやのことば□□」ヲコトコシキ  サカンクトコンタカブクサカタカノコト」 キ 小人国 毇(コヾメ)桜   三《割書:つた板|寛政五》  京伝【小人島毇桜】【コマ30-31, 128も】  小人島の事をおかしくしるしかの国に豆右衛門といふ智者  ありていろ〳〵の智恵をふるふ事をおかしく作れり キ 《割書:大谷|徳治》どうけ百人一首   三《割書:泉市板|寛政五》   《割書:恋川好町作|豊国画》  序文の後には「すきや店舗のあるし真顔題」トアリ好町は  即真顔の事歟○巻中屏風に「勧雛硝子巵白酒  不須辞、桃発多馳走、人形御客姿、右上己 鹿杖山人」トアリ  ○百人一首の歌をじぐりそれを趣向にしてさま〳〵のおか