翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

もふもふもふ怖噺 2巻 - 翻刻

もふもふもふ怖噺 2巻 - ページ 10

ページ: 10

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正ぜんねかひのとおり ゆらり〳〵とさいこく のふだをおさめそれ よりたんばのくにへ かゝりせんねんふみ まよいしあたりの やまみちはたしかこのあたりで あつたとうろおほへのちやみせに やすみなんとかゝさんこのやま おくにおそろしいはゝあ【婆あ】か あるといふことだか そんなはなしか こさるかとたつねれ はそれはこのくつと【ぐっと】 やまおくにあるに ちかひはごさり ませぬところては【所では=このあたりでは】だれでもしらぬ ものもこさらぬが六ぶしゆかみちに まよいいつたひとにひとりでもかへ つたといふことは ないゆへなにか よふすもしれませす よく〳〵のことで みせものにする ひとさへこはかつて いきませぬ とんなはけ ものてこさる やらとはなせば 正せんつく〳〵と かんがへろくふに【六部に】 でゝ【出て】あんなめに あふといふもくはこの【過去の】 やくそくとはいゝなから ばゝあひとりで いくらの人 のつきる【尽きる=犠牲になる】ことかしらぬ によらいさま へのごほう【如来様へのご奉公に】 こうにいち ばんきやうけんを かいてみよふと おもふ 【右丁 下段台詞】 どふいふばけ ものたやら さむくなつた   ようだ ところ  しうは  しつて  いることの様【よう】