翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

もふもふもふ怖噺 2巻 - 翻刻

もふもふもふ怖噺 2巻 - ページ 11

ページ: 11

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正ぜんおふぜいの ためとかくこ【覚悟】を きわめさき だつてみた ほとのそば やきもち ふたつかへ だまを【替え玉を】こし らへわざ〳〵 みちにふみ まよいたしか こんなみち あんなやま とたづね こわいことは わすれず もとのとを りのいへ【元の通りの家】 せんど【先度】きた ときはやろう あたま【丁髷】こん とはほふづ【坊主】に かたちが かわりし ゆへそしらん かほで【そ知らん顔で】まし 〳〵と【まじまじと=平気なようすで】いちやのやとゝ【宿と】しけこめば さすがのばゞ あもとしだけて【年長けて≒歳月を経て】ちつともみおぼへ もなくしよ て【初手】いつたとおりのあいさつにて ゑつさら おつさらそはやきもちを【蕎麦焼き餅を】こしらへ ぼうさん おきさつせへとふたついだしければ ははアがそこら をまこつくうちれいのかへたま ととりかへ ふたつながらむしや〳〵して やりしやあ 〳〵まじ〳〵としていれば のと□かわきは しませぬかといへば なんともこさら ぬ【。】ちや【茶】をたべ ては小へんにおき まする【小便に起きまする】 せわて【世話で=面倒で】こさり ますとへいき なれば【、】なむさん【南無三】 かげんかちかつた かとのこつたやつを【残ったやつを】 ひとつしてやると【(婆が)ひとつ食べてみると】 のどをかはかしたし【喉が乾き出して】 もとのときの【(正せん)は元の時の】 かつてをのみ こんでいるゆへ【勝手を飲み込んでいるゆえ】 たらいでみづをのま せればとふ〳〵ばゞアが むまになる【馬になる】 【右丁 下段台詞】 ちやわんぐらい ては いくまい〳〵