翻刻
まる七ねんぶりにてかへりごしやういつさんまい【後生一三昧】
ほつたいして【法体して=僧形になって】なをあらため正兵への正のじを
とりしやうせんとかへほんのいんきよさまにて
まごのせはでもするばかりとんとらくしん【楽人】
なれともとかくでつけたくせがやます【出つけた癖がやまず】
ことしはしなのゝせんこうじ【善光寺】てふ【と言う】もふいち
と【もう一度】さいこくじゆんれい【、】たつしやなうち
ずいぶんあるくがとくだとでたがれは【出たがれば】
むすめもむこもそんなにごしやうをねがつて
こくらくをゆきすきさつしやるであろふと
せけんでいふせりふでとめれどもなんにも
あんじることはないいづくのそらでもごい
こうとおねんぶつのおかけでこわい
こともおそろしいことも
ないうぬし
たちが
くはせ
かねも
せす【食わせ兼ねもせず≒養い兼ねるわけでもないのに、ヵ】
おれが
うち
きらいの
よふで【おれが家嫌いのようで】
せけんの
くはい
ぐんも【外聞も(わるく、お前達が)】
きのとく
だかそれは
によらい
さまが
こぞんじだと
むりやりに
またさいこくの
ほうへでる
つもりに
さうだんを
きめる