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【右丁】
正兵へしぢう【始終】
のよふすを
みてみのけも
よだつばかり
にてしょせん
このつぎは
こつちのばん
いやだと
いふても
そんなら
ゑゝと
いゝそふ
な やく
しや
でもなし
しばゐのむまの
やふに あとでほかの
やくがつとまるかどふか
しれず なんでもこのばを
随徳寺【逃げる】とかくごをきわめ
ばゝアがあとじかけ【後の分】のそばを
こねつかへしている【こねっかえしている】とこをうらぐちのかきを
やぶり ほとけさまばかりふろしきにつゝみ
おい【笈】はそのまゝおいて いのちから〳〵にげて
ゆく
【左丁】
正兵へあやふきなんものがれまことに
あなたこなたのおかげにてつゝが
なく【、】につほん
ごくをめくり
こきやうへ
もゝくり三
ねんぐらいの
ことてはなく
かきのなるとし
にもとり【、】むす
めもむこも
そくさいに
てるすの
うちにひと
りあそび
をするまご
ができほん
のひとむかし
きんしよにも
かわることの
ないか やれ〳〵 まつ【まず】めて
たい【目出度い】とたかいによろこひ
いのちさへあれば
ゑゝもんだその
かくごででゝも
かへつてみねば りやうほふで あんじたといふ
【左丁 下段台詞】
みなまめか【まめか=元気か】
ぼうがぢい
さまだヨ