翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

目連尊者地獄めくり / 宇留藤太夫正本 - 翻刻

目連尊者地獄めくり / 宇留藤太夫正本 - ページ 4

ページ: 4

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みだのじやうとうがすみか也。こくどの。くわしさんかいのちんみ。百み のおんしき。あたはりて。はすのれんげにのり給ふ。これがなんじの ちゝなりと。かたらせたまへば。もくれんは。ちゝのすみかはありかたし。 はゝうへさまはなんとなる。しらせたまはれ。によらいさまと。たつ てねかはせ候へば。しやくそんこたて給はく。なんじがはゝのゆくす へをきかんむかしがましぞかし。さりながら。ゆめばしかたらん。きゝ 給へ。なんじがはゝと申するは。名をばしよさいふにんと。申て よふほん大王の。一のきさきで候へ共。ちゝのこゝろと。引かへて けんどんじやけんのなぐさみに。あねみそねみ【コマ17にもあり】がたへやらず。 ちゝの御くよふなされたる。どうとうとうがらんに。ひをつけて。それをそ の日の。ゑいぐわとしだいかいの。ふねをわり。小川のはしを。きり おとし。それをその日のゑようとし。ひんなるものをおとしめて。 よき人を見る時は。あてみそねみがたへやらず。よきそうの。 けさや。ころもをみる時は。あれがほしや。もくれんに。きせませう。 ほしい〳〵の。つみとがは手にはとらねど。心のぬすみ。ちりがつも りて山となる。いさご長しで岩となる。むぐらのしづくが。川と