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節用料理大全 - 翻刻

節用料理大全 - ページ 87

ページ: 87

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【以下の資料の続き>https://honkoku.org/app//#/transcription/66CB780046A3418E30B8D7CD26BF66B9/86/edit】 【頭書右】  はらみ女の風(かせ)を治す。多くくへ  は虫出る腹くだるかさの毒(とく) ▲干瓢(かんひよう) 少しひへ物  小べんをつよくつうじりん病の  いたみとむるたしなみ置べし ▲椎茸(しいたけ) あまくうんの物  虫のどく気をふさぐ物 生(なま)成は  毒(とく)ふるきはさのみ毒なし ▲肉茸(ひらたけ) あまく平の物  虫しやくしゆたんかたかいの毒  よる光(ひか)るのはどく是をくふまし ▲鼠茸(ねつみたけ) あまくれいの物  虫しやくかたかい百病のとく  下腹わづらふ人につゝしめ ▲六条(ろくてう) 諸病にくすり  脾胃(ひい)をつよくし食すゝむる。  たん生によしときやくにも吉 【頭書左】 ▲木海月(きくらけ) あまくへいの物  気力(きりよく)まし五臓(こざう)やはらげ。女の  月水(くわつすい)よくとゝのへこしけに薬。  女のゐんいたむによし。しやく  じゆにもよしはな血とめる ▲青海苔(あをのり) あまくうんの物  中(うち)をあたゝめ胃(い)のきをつよくし。  腹くだるをとめかはきの病(やまい)治  する也。塩のからきはきん物也 ▲甘苔(あまのり) あまくかんの物  気(き)を下(くた)しいきりをさますもの。  はれ物によし。多くくへば腹  いたみはるもの也 ▲昆布(こんふ) あましいはゆく【甘・鹹】     かんの物  かさはれ物。すいしゆによし。  油あげ病人にどく。唯やは  らかに煮(に)てくふべし 【下段右】 《題:  青物類(あをものるい)能毒(のうとく)書》 『山のいも』《割書:あまく|うんの物》ひじんきよする薬気力ましらう気によし 大小 便(べん)しけき人は食せよ。やせる人はだえうるほす。久敷食 せは気をふさぐ物『さといも』《割書:平の物| 》しよ病のとく腸(ちやう)胃(い)ゆるくし 気をくだす。風をうごかし気のとゞこをり。脾(ひ)をくるしむ。小児には ふかくいましめよ。虫出る。冬斗は食すべし。久しくくへばたん出る也 『はじかみ』《割書:平の物| 》すはぶきたんによし。ときやくしやくりをとめ。しやう かんづつうはいの風(ふう)かんよくちらし。胃(い)のふひらき上気をくだす。 目の煩にふかくいめ。八九月に食すれははる目を煩ふ。夜にいつて くふまじ気ぞうこく『にんじん』朝夕(てうせき)喰べし五 臓(さう)おきなふ 『ちさ』《割書:にがく|かんの物》五ざうをりしてむねひらく。筋骨(すしほね)かたく力つよく歯(は) をかたくする。さんごには用ゆまじ『わらび』《割書:あまく|ひへ物》きよしてひへたる 人にはいめ。腹はりじんの毒。筋骨の中ふさぐ也。中風かつけにつゝ しみてよし。幼子(をさなこ)にふかくいむべし足よはくする也『かぶら菜』《割書:うんの物|とくなし》 気をまし五さうをりして食をけす。人をこやす物『かも瓜』《割書:あまく|ひへ物》 気をまし腰(こし)ゟ下のはれたるによし。小へんをつうじ頭(かしら)のいきりをさまし かはきとめる。ひへたる人くふまじ。後にやせる『川ちさ』《割書:ひへ物| 》気力をまし きよをおきない血(ち)の道らうさいむねのいきりをさます。腫物(しゆもつ)又はくさ 【下段左】 くすり手負(てをい)によし。血をしづむ又さんごに乳(ちゝ)のたらざるに用てよし。 虫ぐすり也『大こん』《割書:あまからく|うんの物》中をあたゝめふそくをぎなふ。人をこやし 食をけしたんをさる也。髪(かみ)いたき時よくすりて鼻(はな)に入べし。血をはく 人に用ゆべし第一たうふの毒(とく)をけす『竹のこ』《割書:あまく|かんの物》目をあきらかに ねつをさる。むねのいきりをさまし小便つうじ気をます。づつうをとめて たんをけす物。くわい人めまいつつうせは少し用ゆへし『松たけ』《割書:あまく|へいの物》 脾胃(ひい)をおきないきよの薬。多く食せは腹(はら)下り虫にたゝるもがさは しかの初(はしめ)食せよ『なすび』《割書:あまく|かんの物》ひへたる人くうまじ気をうごかして かさのどく。胃のふそんさず物ねつする人は少しくうべし。へたを切 灰(はい)に焼(やき) 口の内成かたにつけてよし『うど』《割書:あまからく|うんの物》歯(は)のいたむによしづつう 金(きん)さうのいたみとめ。風(かせ)引にふしいたむによし。中風かつけにたゝ りなし『ふき』《割書:あまく|うんの物》たんをめぐらす物どくなし『ひともじ』《割書:からく|平の物》腸(しやう)【ママ】 疳(かん)つつうによしあせ出る。中をおぎない眼(まなこ)のせいをまし。魚のとくけしはら のいたみを治(ち)し。はな血をとむるくはくらん手足筋つる。かつけや目まいによし。こう ひ中風のはれひかす。冬の三月過食すな。殊にみつと同食きん物なり 『せり』《割書:あまく|とくなし》せいをやしない気力まし。食をすゝめ身をこやし。大小べんを つうじ力まし。わうだんによし女のこしけにくすり也。将由にてしたゝめよ。 酢(す)につけくへば歯(は)そんず。三八月しよくすべからず『くわゐ』《割書:にがあまく|れいのもの》