能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 13

ページ: 13

翻刻

山にて頂きに大石有境とす当国三十三観音廿四番 札所にて順礼の者は此村ゟ登る也委事は留木院内 の所に記せり外に高山見ゆる是は本郷村の領瓶割山 といふなり何れも船の見あてにて所々の猟師の たすけになる山なり      折しも野飼の駒の数多放ちたるに      小牧の昔をおもひて    きょろ〳〵と霞を出る野馬哉      曽福ゟ壱里六町本馬四拾九文か軽尻三十一文  小牧  人足拾五文家百軒計入口の縁に有村      也此村鹿嶋郡にて駄賃銭割合違ひあり 此村ゟ中嶋へ越ゆる壱里の峠也高茂山といふて奥 深く留木山へ続けり昔は此所牧野の駒ありて小牧 の名有道ゟは南中嶋村常林寺の林にて大木の杦 数多あり又此山の梺の灘に瀬嵐村とて公領有 風景の小嶋弐つ有壱つは猿嶋とてと畑になりて 有壱つは種ヶ島とて宮森に成て有惣して陸ゟ