能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 25

ページ: 25

翻刻

又徳丸村近し長家の厩跡あり 又西馬場村近し霊在山平道寺とて法花宗あり後の 山を筒ヶ岑といふ日像上人の開基の寺也寺中に 題目石とて石牌あり則日像上人の書給ふ題目文 字石に染て此石牌をかきて水に入呑は癨病其外 諸の難病治するゆへに石牌面てかきて半ありと いへ共題目の文字石に入て失ることなし奇特なる こと也此寺は昔二ノ宮に加賀左衛門北左衛門とて二人有て 開基の寺也日像上人を石動山衆徒似悪みて仇を なせし時此両人懸命に働き此寺を建立して上人を 置奉りし寺なり     此寺へ詣てし折から薮深く鶯のおと     信るゝに    鶯のしらへも清しとうろから 又能登郡下村河合氏十村役あり長楽寺とて真言宗 の大寺あり当国順礼拾九番の札所也此処を能登郡と いふは嶋国の時渡り口なりしゆへの■といへり 又良川より金丸村に馬次也壱里廿五丁有本馬五十六文軽