能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 28

ページ: 28

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利家公石動山御責の時一命を捨し者にて今屋敷千 部田三段頂戴罷在其外酒見抔とて古き町人有又府中 町は利政卿の時御城下にて是にも湊屋佐藤左衛門とて 古き者あり当所名物多し中にも羽衣抔とて酒 の名物也清水米豆飴其外■■産物に便よき国府 也侍従卿御城跡は小丸山といふにあり御収納蔵奉 行御貸家等は大馬出しといふにあり御預所陣屋は登落 といふにあり又寺庵多し禅宗九ヶ寺真言宗三ヶ寺 浄土宗四ヶ寺法花宗十三ヶ寺浄土真宗十五ヶ寺あり 何れも畠山城下にありて由来宝物にあり浄土宗宝 幢寺といふに平重盛卿の守り仏同遺物等あり又松 尾山神宮寺は印鑰大明神とて御神躰多聞天なり 今別当最勝坊は真言宗の妻帯也 又興徳寺は西方浄土真宗の院家一国の録所にて町中 に有大寺也此寺昔は鳳至郡三井の郷にありて梅山和 尚の開基惣持寺近門の禅宗なりしに中比改宗有 て此所へ来り建立ありし寺也則今其所を興徳 寺村といへり其時の什宝とて梅山和尚へ龍神の捧