能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 29

ページ: 29

翻刻

し満珠乾珠の玉唐織の袈裟とて当所禅宗龍 門寺に有て則今惣持寺近門の寺也然共興徳寺 金沢ゟ引越の寺にて有よしいかにや又真言宗妙灌 院は小嶋に有て一山菊名石也其上境内秀景限なし 又向の山愛岩も同宗にて是又風景也又辛崎とて 昔畠山江州唐辛崎風景を移せし宮あり風景也 所口氏神気多本宮は所口村に有小名に明神野といふ に建給ふ一国府の惣社にて能登生国玉比古の神社是也 御社領拾弐石神主船木氏両家有昔は社領千石両郡 習六文にて社人神主社僧等多有し也別当所口寺とて 国分寺にて有し也神代ゟ鎮座にて昔の社地は 後の愛 岩(宕?)山と云に有しを今の地へ兵乱に中絶有しを 移し奉りしなり今も神主入口に一国一ノ宮国分寺 と札打あり廻国納経は此所に納る也毎歳二月初午 一宮気多大神宮御幸有色々古式不思義の奇瑞等 あり又当社祭礼は毎年三月十三日也氏子中哥舞妓 抔有其外年中神事多し賑敷事也六月晦日 御手洗川にて御祓の大祓あり依て晦日(ヒツメ)川と云也