能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 33

ページ: 33

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      五日に詣て      松高し神の御庭の下紅葉 又藤野村は城山の鹿下【麓?】也侍従利政卿の御塚あり 又御位牌等は御菩提所所口禅宗霊泉寺とあり 此寺は御寺領拾五石七斗五升畠地七百八拾弐部高□ 直し三石弐斗五升八合拝領有矢田村近し清水 寺とて真言宗あり霊仏の観音春日の作なり 此寺大同年中開基にて名瀧有御瀧とて瀧 坪弐つあり諸人歩みを運ふ也所口清水米は 此所より始れりとあり又此村に明星館とて同宗有 伊勢の内外の社あり是も安部の宗任草創の 寺□あり又所口ゟ礒伝へ鹿渡嶋へ行御渡り抔する 往来あり苧野村といふは牛房の名物也又太田村は 所口ゟ廿丁余あり海門寺とて禅宗有寺領三拾 俵也昔は畠山氏菩提所にて寺領三千石也其時の 寺代官筋目百姓に三郎太郎とてあり此寺を海門寺 といふ事は向に嶋の端陸の端出合てこなたよりは 漸弐三間に見へて此寺の門と見ゆる也依て海門