能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 47

ページ: 47

翻刻

      戦国に人穴抔にかくれ器材抔を置しをい       つしか狐狸の類ひ持伝へていろ〳〵の       わさをなせしと見へたり       二ノ宮ゟ壱里弐十丁本馬五拾四文軽尻三拾  高畠       弐文人足廿七文家数百軒計 此村に太郎左衛門とて長家抔へ由縁ありて古き者有 又当国三拾三番順礼拾壱番札所常楽寺とてありしに 今寺なし本尊観世音は此村伊勢屋といふ者の方に 安置あり依ていせやのくわんおんといふ 又当国観音順礼八番札所練ヶ谷観音は寺なし八町 計山へ登る也荒木の山刀(ナタ)作りの侭の尊像六躰有 運慶の作也江曽村の山にてあさまなる堂也 又酒井村は二村になり永光寺の門前は寺酒井といふ 又洞谷山永光寺は曹洞宗瑩山和尚の開基御醍醐天 皇の勅願所にして其比は近郷大路七十五ヶ村寺領有 て三万石とあり大伽藍にて今一山に其礎あり往来 ゟ少し登れは観音あり当国拾三番の札所にて円