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コレクション: コレクション2

避疫要法 - 翻刻

避疫要法 - ページ 12

ページ: 12

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過不及(すぎさむすぎ)なきよふに心(こゝろ)を用(もち)ゆべし第七(だいしち)病人の部屋(へや)に人/大勢(おほせい)居(お)らぬ よふにすべし狭(せま)き部屋なればことさらこれを忌(い)む第八/看病人(かんびようにん)も 訪問人(みまふひと)も毎日(まいにち)浴湯(ゆあみ)し又は灌水(みつあみ)し垢付(あかつか)ぬ衣服(きるもの)を着(きる)べし病人の用 ゆる器(うつは)も念(ねん)いれ洗(あら)い浄(きよ)むべし棻を煎(せん)ずる器(うつは)は焼(やき)ものを上(よし)とす 第九疫熱は恐(をそ)るべき病(やまい)なれどもあまり恐(をそ)るゝは宜(よろ)しからず大(おほい)に恐るゝ ときは此(これ)に感(かん)じ易(やす)く又感じて其(その)病勢(ひようせい)一層(ひとかさ)重(おも)くなるなり第十(たいじう) 病人と同(おな)じ牀(ゆか)に眠(ねふる)ること勿(なか)れ凡(およ)よこの十(じう)ヶ條(しやう)の事(こと)を心(こゝろ)に記(き)して 兼(かね)て上(かみ)に示(しめ)す所(ところ)の薬(くすり)を用ひ其法を守るときは多(おふ)くは傳染(でんせん)せぬ ものなれば恐るゝことなく親(した)しきものへは訪問(ほうもん)看護(かんびよう)すべし田舎(いなか)など にては疫病人の方へは親族(しんるい)縁者(えんじや)朋友(ともたち)までも行(ゆき)き通(かよ)ひなくして病人 見殺(みごろ)しになることあり悲(かな)しむべきことなり皆これを避る法を知(し) らぬゆへなり     疫病(やくびよう)の人(ひと)快復(くわいふく)し又は死(し)する後(のち)の心得(こゝろへ) 疫熱の病人/死(し)せば早(はや)く其(その)屍(しかば[ね])をかたづけ速やかに埋葬(とむらい)すべし但(たゞ)し