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へしさらはしゆつけをもしたゝ一すち
に此人の後世をとむらははやと思へとも
ちゝはゝにもかくれわれを頼くたり給へ
るないしをうちすて奉り候らはんもさ
すかにおほえていまはしら?〳〵【他本「いましはらく」】ほとへて
いかにもならんと覚しめしいままては
まひ日御きやうよみ給ひともそのゝ
ちは御きやうよみ給へ共いもうとの後
世たすけたまひ給へと朝夕いのらせた
まひけるさるほとにひめきみはきや
うにて四条あたりにをしこめられて
なきふし給へりそのいゑのあるしのし
たしき物はりまの国のもくたい【目代】にて
有折ふし此家に入けるかすきまに
此さしきのかたを見るほとに姫君を物
こしにみ奉りあらいつくしやと思ひ
うちへ入まついふへき事はさしをきて
此さしきにはいかなる人のすみ給ふや
らんさもいつくしきすきかけ【透き影】の見えつ
るはといひけれはあるし申やうあれは