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コレクション: 養蚕の書

山繭養法秘傳抄 - 翻刻

山繭養法秘傳抄 - ページ 13

ページ: 13

翻刻

【図の下】 大竹(おほだけ)にて下のふしへ きぬばりにてつき たるごとくあなを あくべし 【本文】 ○空(そら)曇(くも)り雨(あめ)ふらず油(あぶら)でりと云むれ〳〵する日(ひ) あめ其節(そのせつ)は囲(かこひ)の上(うへ)の葭(よし)ずを引揚(ひきはらひ)下(した)の気(き)を払(はらふ) べし元簀囲(もとすがこ)ひは鳥(とり)蜂(はち)色々(いろ〳〵)の悪虫(あくちう)をよけるため なり時々(とき〳〵)上のすをとり地気(ぢき)を払(はらふ)べし ○ふね(、、)の休(やすみ)過(すぎ)たれば上(うへ)のよしず取払(とりはらひ)七ツ過(すぎ)に かけてよし雨(あめ)の節(せつ)は払(はら)はず ○虫の上(うへ)へ上がりさかさまに居(ゐ)るは《振り仮名:よし|善》下(した)へ下(さが)ること 悪(あし)し所(ところ)によりてつるしだなと云(いひ)て縄(なは)を張(はり) 枝をかけ飼(かふ)所もあり ○四度の休過(やすみすぎ)八日め位(くらゐ)より段々に繭(まゆ)を懸(かけ)る也 繭(まゆ)かけ始たれば見/廻(まは)り飼葉(かひば)喰(くひ)つきたるせつ は又/外桶(ほかおけ)へ新枝(しんえだ)を立置(たてをき)虫(むし)付/居(ゐ)る枝を鋏(はさみ)にては さみ枝/替(かへ)の時の通りに新枝へ付る也/其節(そのせつ) 枝をぬきさし致せはかけ始めの繭(まゆ)そんずるなり ○虫/生長(せいちやう)するに随(したが)ひ又は天気(てんき)によりて虫(むし)ちひさし 共そらのよしずをはずし気をぬくこともと