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コレクション: 養蚕の書

山繭養法秘傳抄 - 翻刻

山繭養法秘傳抄 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

○一 日(にち)に三四度(さんよど)きりをふくべし凡(およそ)日数(かかず)十 日(か)も 過(すく)る時(とき)はてふ不残(のこらず)死(し)するなりその時(とき)篭(かご)へ生(う)み つけ置(をき)たる種(たね)を竹(たけ)のへらにてとるなり ○図(づ)の如(ごと)くざるに入(いれ)うすくならし涼(すゞ)しき風(かぜ)の 当(あた)る処(ところ)に置(をく)べし此時(このとき)筥(はこ)又(また)は紙(かみ)などへ入置(いれをけ)ば 種(たね)むれ明年(みやうねん)繭(まゆ)をかけずむれ種(たね)の事(こと)は種(たね)見(み) やうの部(ぶ)に委(くは)し ○八月ひがん後(ご)になれば麻袋(あさふくろ)に入置(いれをき)えよし 又ざるに入(いれ)図(づ)の如(ごと)くふたをして鼠(ねずみ)のつかざる やうに致し(いた)し置(をく)べし     種(たね)貯(たくはへ)やうの事(こと) ○北(きた)うらよし雪雨(ゆきあめ)にあたりくるしからず寒中(かんちう) 少々(しやう〳〵)雪雨(ゆきあめ)当(あた)るがよしそのせつ 【図】 箱(はこ)横(よこ)壱尺 長(なが)さ壱尺 五寸 位(くらい)中に 段(だん)を付 種(たね) あつさ五分 くらいになら し外(そと)壱方 は金網(かなあみ)にす べし 又ざるに入 ふたを致 し鼠(ねつみ)の つかぬや うにこゝ ろ懸(がけ)べ し寒(かん) 中 外(そと)に つるし置(おく) べし三升入のざるに 壱升ぐらい入べし