翻刻
【図】
三ツづけ四ツづけ引方(ひきかた)外(ほか)
蚕(かひこ)のまゆと同様(どうやう)なり
上糸(ぜういと)の口(くち)是(これ)へかける
せいすいをいれ
をき壱ツ弐ツ
づゝけんちういと
をひく上いと
口これへいだす
糸引(いとひく)体(てい)
尤(もつとも)こしをかけて
ひくもよし
○山繭(やまゝゆ)三ツ付(づき)にて外(ほか)蚕(かひこ)のまゆ六ツ付(づき)位(ぐらい)の糸(いと)也
○もし糸口(いとぐち)落(おち)たる時(とき)はうつ木(ぎ)の葉(は)にて口(くち)を出(いだ)す也
なま葉(は)なき節(せつ)は干置(ほしをき)て出(いだ)すなり茄子(なす)の葉(は)も
同様(どうやう)也
中糸(ちういと)引(ひき)やうの事
○そばあく《割書:是(これ)そばのからを生(なま)にてたき候はい也|ざるに入上よりゆをかけたらすなり》つよくたら
し是(これ)にて中(なか)やはらぐまでに右(みぎ)のごとくに口糸(くちいと)を
引(ひき)外桶(ほかおけ)へ出(いだ)しあく水(すい)をさり清水(せいすい)を入(いれ)湯(ゆ)をにたて
引(ひき)やう右(みぎ)に同(おな)じ
下糸(げいと)引(ひき)やうの事
○木(き)あくといふはそのゑに用(もちう)る枝葉(えだは)なり青(あを)むしと