翻刻
右図(みぎづ)の如(こと)くすれば毛(け)みじかく出(いで)ほこり付(つか)すぐた〳〵
せずしてよし毛(け)の出(だし)やうは図(づ)の如(ごと)くして出(いだ)す
べし水(みづ)につけ置(をき)織(おり)のり出(いだ)し摺(する)也(なり)尤(もつとも)地(ぢ)をあつく
織立(おりたて)毛(け)を出(いだ)すべし
ごろふくりんと見(み)する織(おり)やう
○竪糸(たていと)を細(ほそ)くむらなく引出(ひきいだ)し横糸(よこいと)はたてのいと
四筋(よすぢ)程(ほど)を左(ひだり)よりの糸(いと)弐度(にど)織(おり)右(みぎ)よりの糸(いと)を弐度(にど)
織(おる)なり糸(いと)よりかげん専一(せんいち)なり工夫(くふう)して織(おる)べし
【図】
はんぎりの上(うへ)に
板(いた)をわたししゆろ
だはしにて摺(す)る也(なり)
たはしずい
ぶんふるき
かたよし
右 圓月画【円月】