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養生主論
食性編篇(しよくしやうのへん)
穀部(こくのぶ)
○餅(もち) 温(うん)にして熱(ねつ)ものなり二便(にべん)をかたくす実正(じつしやう)の人は斟酌(しんしやく)すべし
○大麦(おほむぎ) 心(しん)を補(おきな)ふて諸病(しよびやう)によろし夏(なつ)の日(ひ)は尤(もつとも)よろし
炒(いり)たるはあしく鯉(こい)と食(しよく)すべからず
○小麦(こむぎ) 冷素麪(ひやそうめん)はあしくやはらかにして少(すこ)し食(しよく)すれば
うんどんとかはる事なし
○粟(あわ) 小便(しやうべん)を利(り)す粟飯(あわめし)は病人(びやうにん)よろしからず
○黍(きび) 毒(どく)あり常人(つねびと)にもよろしからず白酒(しろざけ) 飴(あめ) 蜜(みつ)と
同(おな)じく食(しよく)すべからず葵菜(あふひな)と食合(くひあは)すれば痼疾(こしつ)となる