翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

養生主論 - 翻刻

養生主論 - ページ 38

ページ: 38

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○雀(すゞめ)   腰(こし)の冷(ひへ)をさり小便(しやうべん)をとゝなふ妊婦(はらみをんな)はいむべし       李(すもゝ)と同(おな)じく食(く)ふべからず○凡(をよそ)鳥類(てうるい)自(みづか)ら死(し)して目(め)       を閉(とぢ)ざるもの足(あし)ののびざるもの白(しろ)き鳥(とり)にくろき       首(くひ)また黒(くろ)き鳥(とり)の白(しろ)き首(くび)又は三足(みつあし)あるひは四つ       趾(けづめ)あるもの六つゆび四つ翼(つばさ)あるもの其外(そのほか)異形(ゐぎやう)なる       鳥色(とりいろ)かはるもの皆毒(みなとく)あり食(く)ふべからず ○鶉(うづら)   大(おほひ)に五臓(ござう)をとゝのへ食(しよく)して益(ゑき)あり病人(びやうにん)に忌(い)まず ○鳩(はと)   つちくれも どばとも 山ばとも 同性(どうしやう)どくなし ○蟠(はん)   鴨(はと)【ママ】のかろき性(しやう)なり食(しよく)して害(かい)なし ○小鳥(ことり)  平和(へいわ)なり食(しよく)によろし鶯(うぐいす)鵑(ほとゝぎす)などは食(く)ふべからず ○雲雀(ひばり)   食(しよく)してよろし塩鳥(しほとり)は病人(びやうにん)によろし ○鶫鳥(つくみ)  鵯(ひよとり)同性(どうしやう)なり尤/鵯(ひよどり)はおとれり毒(どく)なし食(く)ふへし ○白鳥(はくてう)  脾胃(ひゐ)虚寒(きよかん)久瀉(きうしや)に効(こう)あり元気(けんき)を補(おきな)ふ中風(ちうぶう)虚(きよ)       症(しやう)に食(しよく)して益(ゑき)あり鶴(つる)よりも功(こう)つよし虚人(きよじん)また       老人(ろうじん)には益(ゑき)あり      獣部(けものゝぶ) ○豕(ぶた)   腎(じん)を補(おきな)ふ金瘡(きんさう)ある人はいむべし生姜(しやうが)また蕎(そ)       麦(は) 梅(うめ)砂糖(さとう)鹿(しゝ)鼈(すつほん)鶴(つる)鶉(うづら)を忌(い)む ○鹿(しゝ)   気(き)をまし五臓(ござう)をとゝなふ血(ち)をめぐらす【注】しかれども       多(おほ)く食(く)ふべからず雉子(きじ) はゑ ゑび同食(どうしよく)すべか       らず害(かい)あり 【注 濁点を打つ位置の間違い】