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【柱】頭書増補訓蒙図彙四 十
【右頁上段】
俳優(はいゆう)《割書:わさ| をき》
○俳優(はいゆう)は雑戯(ざうけ)
なりとあり
しかれば今(いま)いふ
狂言師(きやうげんし)の
たぐひ
なるべし
猿楽(さるがく)の類(るい)
とはすこし
違(ちが)ひある
べし
素盞烏(そさの)の
みことより
はじまると
いへり
【右頁下段】
俳優(はいゆう)《割書:わざおき》
【左頁上段】
○染匠(せんしやう)はべにや
紺屋(こんや)茶染屋(ちやそめや)な
どのるいなり
○蚕婦(さんふ)は蚕(かいこ)をか
ひてわたを
とる女(をんな)なりむかし
親(おや)に孝行(かう〳〵)なる
女(をんな)死(し)して
蚕(かいこ)といふ
むしとなり
庭(には)の桑(くわ)の木(き)に
きたり綿(わた)を
はきて親(おや)を
やしなひけるより
はじまれり
【左頁下段】
染匠(せんしやう)
《割書:そめどの》
蠶婦(さんふ)《割書:こがひ》
【上欄書入れ】64
【柱】頭書増補訓蒙図彙四 十一