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【柱】頭書増補訓蒙図彙四 十二
【右頁上段】
○硯(すゞり)は黄帝(くわうてい)玉(たま)を
以(もつ)て始(はじめ)て造(つくり)給ふ
と有/硯(すゞり)を墨池(ぼくち)と云
○銀匠(ぎんしやう)は白(しろ)かねざいく
をいふ刀(かたな)のかざり目(め)
貫(ぬき)又/鍼(はり)等(とう)のさいく
人なり
○玉人(きうじん)は玉(たま)を琢磨(たくま)
するものなり山よ
り出(いづ)るたまを玉(きよく)と云
海(うみ)より出(いづ)るを珠(じゆ)と云
○櫛(くし)は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
の御ときつくりは
じめたり是(これ)を楊(ゆ)
津(づ)の爪櫛(つまぐし)と
いへり
【右頁下段】
櫛引(くしひき)
硯工(けんこう)
《割書: すゞり| きり》
銀匠(ぎんしやう)
《割書: しろかね| ざいく》
玉(きう)
人(じん)
《割書:たま| ざい| く》
【左頁上段】
○烏帽子折(ゑぼうしをり)は京(きやう)
都(と)室町(むろまち)三/条(でう)に
あり烏帽子(ゑぼうし)は立(たて)
烏帽子(ゑほうし)是は高位(かうゐ)
の着(ちやく)し給ふ物なり
風折(かざをり)梨打(なしうち)左折(ひたりをり)
右折(みきをり)小結(こゆひ)荒目(あらめ)
等(とう)なり
○褙匠(はいしやう)は今いふ
表具師(へうくし)の
事なり
表補(へうほ)とも表褙(へうはい)
ともいふ表(へう)
紙(し)も同
じ
【左頁下段】
烏帽子折(ゑぼうしをり)
褙匠(はいしやう)
《割書: ひやうぐ| し》
【上欄書入れ】66
【柱】頭書増補訓蒙図彙四 十三