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【柱】頭書増補訓蒙図彙四 廿四
○中国(ちうごく)は中華(ちうくは)とも漢(かん)
とも唐(とう)どもいふ近(ちか)き比(ころ)
まで明(みん)といひしが韃(たつ)
靼(たん)にしたがひ今(いま)は大(たい)
清(しん)といふみやこなり
○朝鮮国(てうせんごく)はむかしは三(さん)
韓(かん)とて三/国(ごく)なり新羅(しんら)
百齊(はくさい)高麗(かうらい)といひしが
今(いま)は一/国(こく)もなる日本(につほん)に
したがふなり
○琉球国(りうきうごく)は中山国(ちうざんごく)と名(な)
つく日本(につほん)にしたがへり男(おとこ)
は羽毛(うもう)をもつて冠(かんふり)とし
珠玉(しゆぎよく)をかざる女(をんな)は白羅(うすもの)
をもつて帽(はう)として雑(ざつ)
毛(もう)を衣(ころも)とす
【右頁下段】
中国(ちうごく)
琉球(りうきう)
朝鮮(てうせん)
【左頁上段】
○天/竺(ちく)は仏(ほとけ)出(いて)し所(ところ)也
また大国(たいこく)の大熱国(だいねつこく)
なり国内(こくない)に聖水(せいすい)あ
りてよく風濤(ふうたう)をや
む商人(あきびと)瑠璃(るり)の壺(つぼ)を
もつて水(みづ)をもりたくはふ
○蒙古(もうこ)は韃靼(たつたん)の一種(いつしゆ)
なりむかし日本(につほん)へ攻(せめ)来(きた)り
神風(じんふう)に吹(ふき)破(やぶ)られしと
なり是(これ)を蒙古国(むくりこく)裏(り)といふなり
○肅慎(しくしん)は女直(ぢよちよく)とも女(じよ)
真(しん)ともいふ国人(くにひと)足(あし)かる
くして道(みち)をゆく事
鳥(とり)のとぶかごとしよつ
てあしはせと名(な)づく
【左頁下段】
天竺(てんぢく)
蒙古(もうこ)
肅慎(しくしん)
【縦長楕円印 朱】MSS/BIBLIOTH. NATIONALE ・
【上欄書入れ】78
【柱】頭書増補訓蒙図彙四 廿五