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コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - ページ 124

ページ: 124

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    【柱】頭書増補訓蒙図彙六         一 【右頁上段】 ○幞(ぼく)は後周(ごしうの)武帝(ふてい)のつくり はじめ給ふ唐人(とうじん)のかむり也 幅巾(ひとはゞのぬの)を戴(たい)して四/脚(あし)を出す ○緌(い)は両方(りやうはう)耳(みゝ)をおほふ物なり 冠(かむり)の紐(ひも)なり領【訓蒙図彙では「頷」】の下に垂(たる)る物也 ○巾(きん)は頭巾(づきん)なりその製(せい)品(しな) おなじ方(けた)なるを巾(きん)といひ円(まとか) なるを帽(ばう)と云ともいへり ○帽(ばう)は頭衣(づい)なり唐(もろこし)には上 官(くわん)より下官(げくわん)にいたるまでも 帽(はう)をきる冠(かむり)の下(した)にきる物なり ○帽子(もうす)は僧(そう)の冠(かむり)なり仏会(ぶつゑ) 法事(はうじ)のとききるなり ○笏(こつ)は手板(しゆはん)なり天子(てんし)は玉(たま) 諸候(しよこう)【「候」は侯の当て字】は象牙(ざうげ)太夫(たいふ)は魚須(うをのひれ)文(ま) 竹(だけ)士(し)は木(きに)籀文(こもんじ)をほりてみな 用(もち)ゆ官人(くわんにん)の手(て)にもつ物なり ○烏帽(うばう)は紙(かみ)にてつくり漆(うるし)に 【右頁下段】 幞(ぼく) 幞頭 唐巾 巾(きん) 頭巾(づきん) 帽(ばう) 帽子(もうす) 笏(こつ)《割書: |しやく》  木笏(もくしやく) 牙笏(げしやく) 烏帽(うばう) 《割書: ゑ|  ぼし》 【左頁上段】 てぬるなり左折(ひたりをり)は侍従(じしう)以上 着(ちやく)す右折(みきをり)は五/位(い)已上(いしやう)これを 着(ちやく)す侍従(じじう)以上(いじやう)は糸(いと)の緒(を)四 位(い)已下(いげ)は紙(かみ)の緒(を)にて結(むす)ぶ ○袞(こん)は天子(てんし)の御衣裳(おんいしやう)なり 一に龍(れう)二に山(さん)三に花虫(くはちう)【雉子】四に 火(くは)五に虎(とら)以上/衣(ゐ)に有六に 藻(さう)七に粉米(ふんべい)【米粒】八に黼(ほ)【斧の形】九に黻(ふつ)【「亜」字形】 以上/裳(しやう)にありこれを九/章(しやう) の御衣(ぎよい)といふ ○裳(しやう)は上(うへ)を衣(い)といひ下(した)を 裳(しやう)といふ裳(しやう)の紋(もん)の事/藻(さう) 粉米(ふんべい)黼(ほ)黻(ふつ)なり九/章(しやう)の内(うち) なり天子(てんし)御衣(きよい)の裳(しやう)なり ○珮(はい)は官人(くわんにん)の腰(こし)におぶるもの なり上(かみ)に双衡(さうかう)あり衡(かう)の長(なが) さ五寸ひろさ一寸/下(した)に双璜(さうくはう) あり璜(くはう)のわたり三寸也/蠙(ひん) 【左頁下段】 袞(こん) 裳(しやう) 《割書: も》 珮(はい)《割書:をもの》  帯(たい)《割書: |をび》 【上欄書入れ】87     【柱】頭書増補訓蒙図彙六         二