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【柱】頭書増補訓蒙図彙六 四
○幅巾(ふくきん)は白(しろ)ききぬにてつ
くる深衣(しんい)をきて緇布冠(しふくわん)
してこれをもつて冠上(くわんじやう)
をつゝむなり唐人(とうじん)の装(しやう)ぞく也
○緇布冠(しふくわん)はくろきぬのにて
つくるなり
○帨(せい)は手(て)のごひなり帨巾(せいきん)
ともいふ手(て)のごひかげを帨(せい)
架(か)といふ
○帕(はく)は紅絹(もみのきぬ)にて額(ひたい)を■(つゝむ)【抺ヵ】
をいふとあり帛(はく)はふくさ物
帊衣(はい)包袱(はうふく)並同
○履(り)は草(くさ)を屝(ひ)といふ麻(あさ)を
屦(ろう)といふ皮(かわ)を履(り)といふされ
ども木(き)にてつくる
○被(ひ)は寝衣(しんい)なり俗(ぞく)に夜(よ)
着(ぎ)といふ又/睡襖(すいをう)ともいふ
又/被(かふむる)_レ襖(ふすまを)
【右頁下段】
絡子(らくし)《割書: | |くは| ら》
履(り)
《割書:く|つ》 ■(くり)【烏ヵ】皮履(かはのくつ) 淺履(あさぐつ)
幅巾(ふくきん)
緇(し)
布(ふ)
冠(くわん)
被(ひ)《割書:ふすま》 睡襖(すいをう)
帨(せい)《割書: |ての| こい》
《割書:ころも|つゝみ》
帕(はく)
【左頁上段】
○毛裘(もうきう)は鹿子(かこ)又/狐(きつね)の皮(かは)にて
つくる衣服(いふく)なり寒気(かんき)を
よくふせぐ異朝(いてう)にて上人(じやうにん)
冬月(とうけつ)これをきる
○深衣(しんい)は儒者(じゆしや)の着(ちやく)する
衣服(いふく)なり白(しろ)き布(ぬの)にてつ
くる帯(をび)も白(しろ)し五采(さい)の糸(いと)
をもつて帯(をび)のむすひめを
固(かた)む又/黒色(くろいろ)にそむるも有
○涎衣(せんい)は小児のよだれか
けなり■(い)【湋ヵ瑋ヵ。「幃」の当て字ヵ。】涎(せん)同
○裹脚(くわきやく)ははゞきなり脚(きや)
絆(はん)なり裹脚(くわきやく)は裹(つゝむ)_レ脚(あしを)と
よめり又/脛巾(けいきん)行纏(かうてん)行(かう)
縢(とう)ならびにはゞきとよむ
○幄(あく)は上下/四方(しはう)こと〴〵く
まとふて宮室(きうしつ)にかたど
るを幄(あく)といふ大将(たいしやう)の居(ゐる)所
【左頁下段】
毛(もう)裘(きう)《割書:かはごろも》 涎衣(ぜんい)《割書:よだれかけ》
深(しん)
衣(い)
裹(くわ)
脚(きやく)《割書:きや| はん》
【上欄書入れ】90
【柱】頭書増補訓蒙図彙六 五