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【柱】頭書増補訓蒙図彙六 六
【右頁上段】
氈(せん)【毡】衣(い)なり
○浴衣(よくい)はゆかたびらなり又/明(めい)
衣とも書(かく)なり又ゆてのごひ
を浴巾(よくきん)といふ
○蔽膝(へいしつ)ひざをおほふとよめり
まへたれなり韠(ひつ)同
○鞋(かい)は糸鞋(いとぐつ)麻鞋(まぐつ)あり草鞋(わらんぢ)
は屩(わらぐつ)とも屝(わらぐつ)とも書(かく)べし
○屐(げき)は木履(ぼくり)なり俗(ぞく)にあし
だといふはなをゝ屐系(げきけい)と云
又/鼻縄(びじやう)といふ又/檋(や?しき)【かしきヵ。かんじき】といふ物
あり雪中(せつちう)にはく物なり
○嚢(ふくろ)底(そこ)あるを嚢(のう)といひ底(そこ)
なきを橐(たく)といふともにふく
ろなり袋(たい)同
○道服(だうぶく)は道者(だうしや)の衣服(いふく)なり
胴服(どうぶく)とかくはあしゝ俗(ぞく)これを
はおりといふ
【右頁下段】
雨衣(うい)
《割書:あま| がつは》
蔽膝(へいしつ)
《割書: まへだれ》
浴(よく)
衣(い)
《割書:ゆ| かた| び| ら》
嚢(のう)《割書:ふくろ》
鞋(かい)《割書:いと| ぐつ》
絲鞋(しかい)
《割書: わら| ぐつ》
草(さう)
鞋(かい)
屐(げき)
《割書:あし| だ》
木(ぼく)
履(り)
【左頁】
頭書増補訓蒙図彙(かしらがきぞうほきんもうづゐ)巻之七
宝貨(はうくは)《割書:此部(このぶ)には金銀(きん〴〵)珠玉(しゆぎよく)銅鉄(とうてつ)石(せき)甲(かう)錦(きん)|鏽(しう)【元禄八年版は「繍」】綾羅(れうら)すべて一さいの宝(たから)をあつむ》
【上段】
○金(きん)は紫磨(しま)黄金(わうこん)沙金(しやきん)な
どあり日本(につほん)にてはむかし
奥州(おうしう)より出(いで)たり鍍金(ときん)はめつ
きなり
○銀(ぎん)は白銀(はくぎん)なり南鐐(なんりやう)銀(ぎん)
鉼(べい)など有/俗(ぞく)にはへぶきと云
又/銀鈑(ぎんはん)といふはいたがねなり
○鉛(えん)は青金(せいきん)なり錫(しやく)しろ
なまり俗(ぞく)にすゞなまりと云
白鑞(びやくらう)同/鉛(なまり)をやいて丹(たん)となる
○鐵(てつ)は黒金(こくきん)なり鉄(てつ)同/鉎鐵(せいてつ)
はなまがね鍒(しう)同し鋼鐵(かうてつ)はは
がね鏽(しう)はさびなり日本(につほん)むかし
【下段】
金(きん)《割書:こがね》 銀(ぎん)《割書:しろ|か|ね》 鉛(ゑん)《割書:なまり》
鐵(てつ)
《割書:くろ| かね》
銅(とう)《割書: |あか| がね》 銭(せん)《割書:ぜ| に》 珠(しゆ)《割書:たま》
【上欄書入れ】92
【柱】頭書増補訓蒙図彙七 一