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【柱】頭書増補訓蒙図彙七 三
【右頁上段】
○珊瑚(さんご)は海中(かいちう)の珠(たま)なりいろ
あかし鐵網(てつもう)をもつて是(これ)を取(とる)
七/宝(ほう)の一つなり
○砥(し)は細(さい)砺(れい)【礪】石(せき)なり硎(まと)とも書(かく)べ
し黄砥(わうし)はあはせどなり
○礪(れい)は麁砺石(それいせき)なりあらとなり
磑(あらと)とも書べし
○紗(しや)は金紗(きんしや)銀紗(ぎんしや)紋紗(もんしや)等(とう)
ありうすものなり又/法螺漏(ほらろ)
などいふ有/戻子(もじ)といふも有
○熨斗目(のしめ)は筋(すぢ)ある織物(をりもの)也
祝義(しうき)に侍(さふらひ)のきる服(ふく)なり
又/能役者(のふやくしや)などもきるなり
○錦(きん)は五色(ごしき)の糸(いと)を織(をり)て錦(にしき)
とす俗(ぞく)にいふ金襴(きんらん)の類(たぐひ)也
○繍(しう)は五/采(さい)の刺文(しもん)なり
ぬいもの
○絨(じう)は細毛布(さいもうふ)なりその美(び)な
【右頁下段】
革(かく)
《割書:つくり| かは》 《割書:韋》 《割書:革》 鐵線《割書:はりがね》
皮(ひ)
《割書: かは》
水精(すいしやう)《割書:みづとり| だま》 火(くわ)精《割書:ひ| とり| だま》 緑青(ろくしやう)
雲(うん)
母(も)
《割書:き| らゝ》
【左頁上段】
る物を天鵞絨(ひらうと)といふ褐(かつ)
子(す)氆氌(ふら)兜羅綿(とらめん)みな毛(もう)
布(ふ)なり
○紅染(もみぞめ)は紅なり紅梅(こうばい) 緋(ひ)
桃色(もゝいろ)中紅(ちうもみ)茜(あかね)などあり共(とも)
にあか色(いろ)なり
○加賀絹(かがきぬ)は加州(かしう)小松(こまつ)よりお
りいたす絹(きぬ)なり
○縠(こく)は縐紗(そうしや)なり今(いま)いふちり
めんなり俗(ぞく)に縮緬(ちりめん)とかく
○繻子(しゆす)は五/色(しき)有/島(しま)もあり
○繻珍(しゆちん)は五/色(しき)あり繒(かとり)【縑ヵ】を
もつて織(をる)なり
○綾(りやう)はあやなり又/綾子(りんす)也
花綾(くはれう)は紋綾子(もんりんず)なり光(くはう)
綾(れう)はぬめ綾子(りんず)なり
○綃(せう)はすゞしなり生綃(さんせう)と
書べし熟絹(じゆくけん)はねりぎぬ
【左頁下段】
白(はく)
粉(ふん)《割書:おしろい》
石膽(せきたん)
《割書:たん|はん》
浮石(ふせき)
《割書:かろ| いし》
温石(をんじやく)
滑(くわつ)
石(せき)
鱉(べつ)
甲(かう)
麒(き)
麟(りん)
血(けつ) 幣(へい)《割書:にぎて》 木綿襷(ゆふだすき)
【上欄書入れ】95
【柱】頭書増補訓蒙図彙七 四