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コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - ページ 136

ページ: 136

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    【柱】頭書増補訓蒙図彙七         五 の汁(しる)なり膽礬(たんはん)なり○浮石(ふせき)かるいしは水花(すいくは)ともいふ水(みづ)のあわ化(け)して浮石(かるいし)となる 西国(さいこく)よりいづる○温石(をんじやく)は一/名(めい)烏滑石(うくはつせき)といふ和漢(わかん)ともにあり■(い)【硫ヵ】黄(わう)のある山より出(いづ) る正真(しやうじん)まれなり火(ひ)にあたゝめて熨(のす)ときはよく痼疾(こしつ)をいやし瘀血(をけつ)を散(さん)ず ○滑石(くはつせき)はかわきをとめ小べんをつうじ油(あぶら)のものにしみたるに滑石(くはつせき)をふりかくれば 油(あぶら)けとるゝ白色(はくしき)なる物よし○鼈(べつ)【鱉】甲(かう)たいまい也/鼈(べつ)【鱉】は海中(かいちう)の大かめなり甲(かう)をはぎて うすくすけば斑文(はんもん)いづるこれを櫛(くし)笄(かんざし)香盒(かうばこ)等(とう)のうつは物につくる玳瑁(たいまい)といふ も同し又/藥(くすり)に用(もち)ゆ○麒麟血(きりんけつ)は麒麟(きりん)の血(ち)なりといへとも麒麟(きりん)といふけだもの つねに有ものにあらず馬血(ばけつ)なり血(ち)とめによし○幣(へい)はにぎて𧸁(へい)【敝+貝】とも書(かく)葈(からむし)にて するを白和幣(しらにきて)といふ麻(あさ)にてするを青和幣(あをにぎて)といふ串(くし)をもつてはさむ神(しん) 前(ぜん)秡(はらひ)【「祓」の誤字ヵ異体字ヵ】の具(ぐ)なり手(て)ににぎるといふ義訓(ぎくん)なり○木綿襷(ゆふだすき)は幣(へい)をとる時(とき)にかく るたすきなり木綿(もめん)のくみひぼなりむかしは楮(かうつ)の皮(かわ)にてつくれる幣を白木(しらゆふ) 綿といふ○海(かい)塩(ゑん)【盬】しほ也/食(しよく)塩(ゑん)【盬】なり海中(かいちう)の潮(うしほ)をくんで竈(かま)にてにて塩(しほ)【盬】とす賢(しん)に入(いり) て歯(は)をかたくす鹵(ろ)あらしほ鹵(ろ)丘(きう)【坵】はしほしり塩盤(ゑんはん)はしほがま○石灰(せきくはい)は火(ひ)にて石(いし)を やきて灰(はい)となす毒(どく)あり一切(いつさい)の腫物(しゆもつ)を治(じ)す又/白堊(しらつち)にして壁(かべ)をぬる