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【柱】頭書増補訓蒙図彙八 二
【右頁上段】
籍(せき)と云今いふ帳(ちやう)なり
○暦(こよみ)は黄帝(くわうてい)つくり給ふとも
いふ又/容成(ようせい)つくるとも又/𦏁(ぎ)【羲】
和(くは)つくるともいへり
○符(ふ)は符契(ふけい)符信(ふしん)といふ
わりふなり竹(たけ)長(なが)さ六寸にし
て分(わけ)て相合(あいあはせ)て信(しん)とす又/木(き)
にてもつくるなり
○几(き)は今いふつくゑなりまた
脇息(けうそく)なり憑几(へうき)なり又/几(き)に
つくる
○筭(さん)は長(なが)さ六寸/暦数(れきすう)を
もつてはかるものなり黄帝(くわうてい)
のとき頴首(ゑいしゆ)【隷首ヵ】算数(さんすう)をつくる
筭(さん)はあやまりなり算(さん)につくるべし
○蝋燭(らうそく)は蝋(らう)に油(あぶら)をいれてね
【右頁下段】
案(あん)《割書:つくゑ》 鐘(しやう)《割書:つりがね》 鐸(たく)《割書:すゞ》
笛(てき)《割書: |ふえ》
《割書:尺八(しやくはち)|《割書: 竪笛(しゆてき)》》 《割書:横(くわう)|笛(てき)》
風鈴(ふりやう) 《割書:鈴子(れいし)|《割書: すゞ》》 鈸(はつ) 《割書: | | |土(と)|拍(びやう)|子(し)》
【左頁上段】
り竹(たけ)の筒(つゝ)に入かため燭(ともしび)とす
銀蝋燭(ぎんらうそく)あり朱蝋燭(しゆらうそく)あり
○如意(によゐ)は木(き)竹(たけ)又/象牙(ざうげ)玳瑁(たいまい)
などにてつくる物(もの)をわすれ
まじきために書付(かきつけ)手(て)にもつ
物(もの)なり文殊(もんじゆ)の持(もち)給ふ物なり
○翳(ゑい)は天子(てんし)のうしろにかざす
物なり女嬬(によじゆ)の役(やく)なり
○払塵(ふつぢん)ははいはらひなり禅家(ぜんけ)
には払子(ほつす)といふ揮指(しき)する具(ぐ)
なり麈(しゆ)の尾(を)白熊(はぐま)にて作(つくる)
○案(あん)は今(いま)いふ几(つくゑ)なりふつくゑ
又/卓(しよく)ともいふ几案(きあん)ともいふ
○鐘(しやう)つきかねは十二/調子(てうし)の中(うち)
黄鐘(わうしき)の調子(てうし)をよしとすよ
つて鐘(しやう)といふ
【左頁下段】
籥(やく)
《割書:こま| ぶえ》 鼓(こ)《割書:たいこ 大鼓(たいこ)なり》 鉦(しやう)
柷(しく)
簫(しやう) 笙(しやう) 《割書:管(くだ)》 《割書:匏(ほう)《割書:つぼ》》 《割書:簧(わう)《割書:した》》
【上欄書入れ】99
【柱】頭書増補訓蒙図彙八 三