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【柱】頭書増補訓蒙図彙八 四
【右頁上段】
磬(けい)あり磬(けい)をかくるものを簨(しゆん)
簴(きよ)といふ
○律(りつ)は楽器(がくき)なり陽律(やうりつ)六/陰(ゐん)
律(りつ)六/合(あはせ)て十二/律(りつ)なり六/律(りつ)
六/呂(りよ)ともいふ黃帝(くわうてい)の臣(しん)作(つく)る
○琴(きん)はむかし五十/絃(けん)あり
後(のち)に二十五/絃(けん)となる今は十
三/絃(けん)あり日本(につほん)にては天(あま)の
香弓(かゆみ)をならべ絃(つる)をかけて
ならしはじむ
○瑟(しつ)は絃(けん)数(かず)多少(たせう)あり大瑟(たいしつ)
は五十/絃(けん)なり舜(しゆん)これを作(つくる)
ともに楽器(がくき)なり大なるを
瑟(しつ)といふ小なるを琴(きん)と云
○筝(さう)は秦(しん)の蒙恬(もうてん)つくり出(いだ)
せり長(たけ)一/尺(しやく)絃(けん)十三/絃(けん)柱(ちう)の
【右頁下段】
軫(しん) 《割書:琵(び)|琶(わの)|軫(しん)| |琴軫(ことのしん)》 枹(ふ) 《割書:大鼓枹(たいこのばち)|羯鼓枹(かつこのばち)》
《割書:かけ|づめ》 繫爪(けいそう) 銅鉢(とうはち)《割書:きん》
羯(かつ)
鼓(こ) 腰鼓(えうこ)
銅(とう)
鑼(ら)
【左頁上段】
高(たか)さ三寸十一二三の三/絃(けん)を
斗(と)為(い)巾(きん)といふ
○塤(けん)は土(つち)をやいてこれをつく
る六の孔(あな)ありてこれをふく
楽器(がくき)なり
○鼗(たう)は鞉(てう)【たうヵ】と同(おな)じ楽器(がくき)也
一名を揺鼓(ようこ)といふふりつゞみ
○篳篥(ひちりき)は一名/笳管(かくわん)と云
楽器(がくき)なり胡人(こひと)ふいて馬(むま)を
おどろかす
○敔(ぎよ)は木虎(ぼくこ)なりせなかに
くひちがひをきざみ木(き)を以(もつ)
てこれをすりて楽(がく)をやむ
るものなりさゝらなり竹(たけ)を
破(わり)てもつくるなり
○琵琶(びわ)は長(たけ)三/尺(じやく)五寸四/絃(けん)也
【左頁下段】
假面(かめん)
《割書:まひの| おもて》
雲版(うんはん)
《割書:ちやう| はん》
喇叭(らは) 《割書: 嗩吶(さのう)【さとつヵ】| 喇叭|銅角(とうかく)》
【上欄書入れ】101
【柱】頭書増補訓蒙図彙八 五