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【柱】頭書増補訓蒙図彙八 七
【右頁上段】
○鞠(まり)は蚩尤(しゆう)が頭(かうべ)をかたどり
て蹴(ける)なり飛鳥井(あすかゐ)どのこの
家(いゑ)なり地下(じげ)には左近(さこん)と云
ものあり
○硯屏(けんべう)は硯(すゞり)のむかふにたつ
る屏風(べうぶ)なり硯(すゞり)の墨(すみ)を風(かぜ)
にかはかせまじきため又/塵(ちり)
ふせぎなり
○書鎮(しよちん)は風(かぜ)ふくときの書
おさへなり文鎮(ぶんちん)とも圧(あつ)【壓】書(しよ)
ともいふ
○圧(あつ)【壓】尺(しやく)は卦筭(けさん)なり具足(ぐそく)
の草摺(くさずり)を卦筭(けさん)といふかた
ちににたれは卦筭(けさん)といふ
○水滴(すいてき)みづいれは硯(すゞり)のみづいれ
なり玉蟾蜍(きよくせんぢよ)ともいふ蟾蜍(ひきがへる)
【右頁下段】
香(かう)
爐(ろ) 《割書:香鼎 香猊(かうけい)|香鴨(かうあう) 香毬(かうきう)》
香(かう)
盒(がう)
線(せん)
香(かう)
香(かう)
案(あん) 筋瓶(ちよびやう)
【左頁上段】
のかたちにつくる水いれ也
又/硯滴(けんてき)ともいふ
○爪杖(さうじやう)は掻杖(さうじやう)ともいふ麻(ま)
姑(こ)といふ仙女(せんぢよ)の手(て)鳥(とり)の爪(つめ)
のごとしよつて麻姑(まご)の手(て)
○筆架(ひつか)は筆(ふで)もたせなり
筆格(ひつかく)筆峰(ひつほう)筆山(ひつさん)とも云
○界方(かいはう)は今(いま)いふ樋定木(ひでうぎ)
なり
○眼鏡(かんきやう)はめがねなり靉靆(あいたい)
ともかくなり
○燭台(しよくだい)は蝋燭(らうそく)たてなり又
燭架(しよくか)ともいふかたちさま〴〵
かはりあり
○燭奴(しよくど)はらうそくたてに人(にん)
形(ぎやう)あるをいふなり
【左頁下段】
薫(くん)
籠(ろう)
《割書:ふ|せ|ご》 佩香(はいかう) 《割書:にほ|ひ| の|たま》
毬杖(きうちやう)《割書:ぎつちやう》
空鐘(くうしやう)
《割書:たう| こま》
投壺(とうこ)《割書:つぼなげ》
香(かう)
餅(べい) 《割書:たどん》
【上欄書入れ】104
【柱】頭書増補訓蒙図彙八 八