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【柱】頭書増補訓蒙図彙九 二
【右頁上段】
桿(かん)同
○鐏(そん)は柄(え)の底(なみ)【そこヵ】の鋭(するど)なるを云
○鐓(たい)は柄(え)の底(なみ)【そこヵ】の平(たいら)なるを
いふともにいしつき
○戈(くは)は双(ならび)たる枝(ゑだ)あるを戟(げき)と
し単枝(ひとつゑだ)を戈(くは)といふ
○戟(けき)は両辺(りやうへん)へよこに出(いで)たる刃(やいば)
長(なが)さ六/寸(すん)中(なか)の刃(やいば)長(なが)さ七寸
半(はん)よこの刃(やいば)柄(え)にまじはる
所/長(ながさ)四/寸(すん)半(はん)ひろさ寸(すん)半(はん)
○剣(けん)【劔】は葛天盧(かつてんろ)の山(やま)をあばひ
て金(きん)を出(いだ)す蚩尤(しゆう)うけて
剣(けん)【劔】をつくるこれ剣(けん)【劔】のはじ
めなり
○鞘(さや)は鞩(さや)とも遰(さや)とも書(かく)べし
刀室(とうしつ)なり𩏪(たく)【韋+睪】䪝(ご)はをひとり
【右頁下段】
劔《割書:けん|つるぎ》
鐔(たん)
《割書:つば》
鞘(せう)《割書: |さや》
𣠽(は)【木+覇】
《割書: つか》
矢(し)《割書: |や》 靫(た)《割書:うつ| ぼ》 鏃(ぞく)《割書:|やじり》
【左頁上段】
鏢(へう)はこじり
○鐔(たん)は剣(けん)【劔】鼻(び)人(ひと)のにきる所
の下にあるよこに出るもの也
鍔(がく)同
○𣠽(は)【木+覇】は杷(つか) 柄(つか)同/琫(こいぐち)【鯉口】鐺(こじり)栗(くり)
形(かた) 切羽(たつは)【せつはヵ】 反角(かへりつの) 裏瓦(うらのかはら)
○矢(や)は牟夷(はうゐ)といふ人/初(はじめ)てつくる
箭(せん)同/矢(や)はたけ三/尺(しやく)羽(は)六/寸(すん)
箆(の)簳(から)筈(はづ)
○鏃(やじり)は鏑根(やしりね)等(とう)の名(な)あり
そのほか雁(かり)【鴈】また蟇目(ひきめ)猪(ゐの)
目(め)等(とう)あり
○靭(うつぼ)【靱】は箭(や)をもる室(いへ)なり又
箭(や)を入(いる)る所を空(うつ)といふ上(うへ)に
穂(ほ)を付(つけ)たるゆへ空穂(うつぼ)と云
○平(ひら)箙(やなぐひ)はかたち平(たいら)なるゆへ
【左頁下段】
箙(ふく)《割書:やなぐひ》 《割書:つぼやなぐひ》
《割書:ひら| やなぐい》 《割書:ゑびら》
垛(た)
《割書:あ|づち》
的(てき)
《割書:ま| と》
韝(こう)《割書:ゆごて》
韘(てう)
《割書: ゆがけ》
弓(きう)《割書:ゆみ》
《割書: 彇(ゆはづ)弣(ゆづか)弦(ゆづる)幹(ゆがら)弓袋(ゆぶくろ)》
銃(しう)
《割書:てつ|は| う》
【上欄書入れ】108
【柱】頭書増補訓蒙図彙九 三