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【柱】頭書増補訓蒙図彙九 三
【右頁上段】
の名(な)なり弓矢(ゆみや)を入(いる)る
ものなり
○壺箙(つぼやなぐゐ)は弓矢(ゆみや)をもる物
なりかたち壺(つぼ)のごとくな
るゆへつぼやなぐゐと名(な)
づくゑひらともいふ
○箙(ゑびら)は弓矢(ゆみや)をもるうつは
物(もの)なり獣皮(けだものゝかわ)をもつてつく
る胡籙(やなぐゐ)も同(おな)じ箙(ゑびら)に矢(や)
をさす事(こと)廿四すぢ又五
筋(すぢ)もさすなり
○弓(ゆみ)は黄帝(くはうてい)つくり始(はじめ)給ふ
日本(につほん)にては神代(かみよ)より始(はじめ)る
○的(まと)は尭(ぎやう)舜(しゆん)のときより
はじまる大的(おほまと)小的(こまと)あり
○𢁿(せい)【巾+正】臬(けつ)同し
【右頁下段】
砲(はう)
《割書:いし| はじ| き》
長劔(ちやうけん)《割書:なぎなた》
鋼叉(かうさ)《割書:十もんじ》
鐵(てつ)
杷(は) 《割書:つくぼう》
弩(と)《割書:おほ| ゆみ》 火箭(くわせん)《割書:ひや》
鐵鞭(てつへん)《割書:かなむち》
【左頁上段】
○韘(ゆがけ)は的(まと)韘(ゆがけ)は右(みぎ)の手(て)ばかりに
かくるなり三/指(し)にさすは略(りやく)
用(よう)なり弽(せう)同
○韝(ゆごて)は射(いる)とき左(ひだり)の臂(ひぢ)を
つゝむ弦(つる)を利するものなり
捍(かん)同
○垛(た)は的をたつるあづち
なり又/垜(だ)とも書(かく)べし
寸法(すんほう)射家(しやけ)に定(さだまり)あり
○銃(じう)は鉄炮(てつはう)なり鳥銃(てうじう)と
いふ波羅多国(はらだこく)【ナバラ王国】の仏来釈(ぶつらいのしやく)
古(こ)【フランシスコ 】といふものはじめて作(つく)る
○砲(はう)は機(き)をもつて石(いし)を発(はつ)
して城(しろ)をせむるの具(ぐ)なり
○長剣(ちやうけん)【劔】今(いま)いふ長刀(なぎなた)なり
薙刃(なぎなた)【䉜刄】とも偃月刀(なぎなた)眉尖刀(なぎなた)
【左頁下段】
鞍(あん)《割書:くら》 鐙(とう)《割書: |あぶみ》
銜(かん)
《割書:くつ| わ》
鏕(へう)【鑣(へう)の誤りヵ】
《割書:くつわの| かゞみ》
鞦(しう)
《割書:しり| がい》
䪊(りう)《割書:おも|がい》 鞭(べん)《割書: |むち》
【上欄書入れ】109
【柱】頭書増補訓蒙図彙九 四