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【柱】頭書増補訓蒙図彙九 六
【右頁上段】
纜(ともつな)𥾣【糸+支】《割書:ひきづな》
○車(くるま)は少昊(しやうかう)のとき牛(うし)を駕(か)
し禹(う)のとき馬(むま)を駕(か)す今(いま)
図(づ)する所は日本(につほん)の五緒(ごしよ)
車(くるま)なり天子(てんし)女御(にようご)など乗(のり)
たまふくるまなり
○輦(れん)は天子(てんし)ののり給ふ御(み)
輿(こし)なり御輦(ぎよれん)とも玉輦(ぎよくれん)と
もいふ又/鳳輦(ほうれん)ともいふ
○輿(こし)は手輿(たこし)なり肩(かた)にのせ
かくを肩輿(けんよ)といふ竹(たけ)にて
あみたるを竹輿(ちくよ)といふ今(いま)
いふかごなり
○兜(とう)は手(た)がしなり兜橋(とうきやう)
とも腰輿(ようよ)ともいふ和尚(おしやう)上人(しやうにん)
国師(こくし)禅師(ぜんじ)などのる輿(こし)也
【右頁下段】
軛(やく)
《割書:く| び| き》 棧車(さんしや)《割書:に|くる| ま》
籃輿(かんよ)【らんよヵ】《割書: |あん| だ》 柁(た)《割書: |かぢ》
㯭(ろ)
棹(たう)《割書:かい》
【左頁上段】
○輞(まう)は車(くるま)の輪(わの)外(そと)のかこみ
なり大輪(おほわ)なり輮牙(しうか)と云
○輪(わ) 車輪(しやりん)は古(いにしへ)の聖人(せいじん)轉(てん)
蓬(ほう)を見(み)て車(くるま)をつくる
○轂(こしき)は輻(や)の湊(あつまる)所/轂口(こくこう)の錧(てつ)
をは釭(こう)といふ
○軸(ぢく)は車(くるま)の輪(わ)をもつもの
なり轄(かつ)はくさひなり
○轅(ながへ)は車(くるま)の前(まへ)の曲(まがり)たる木(き)を
いふ輈(しう)同
○桊(けん)は牛(うし)の鼻(はな)をつらぬく
ものなり牶(けん)■(けん)【龹+石+廾。𢍕[卷+廾]ヵ】並同
○輻(や)は轂(こしき)につく三十の木(き)也
○軛(やく)は牛(うし)の頸(くび)にかゝる所なり
軛(やく)衡(かう)ならびに同
○桟車(さんしや)今(いま)いふにぐるまなり
【左頁下段】
艇(てい)
《割書:を|ぶね| |はや|ふね》
檣(しやう)《割書: | |ほばし| ら》 帆(はん)《割書:ほ》 艜(たい)《割書: |ひらた》
舶(はく)
《割書:ふ| ね》
舟(しう)
《割書: ふね》
【上欄書入れ】112
【柱】頭書増補訓蒙図彙九 七