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【柱】頭書増補訓蒙図彙九 七
【右頁上段】
役車(えきしや)を車なり
○籃輿(かんよ)【らんよヵ】は今(いま)いふあんだ
あをだなり箯輿(べんよ)竹輿(ちくよ)
同し
○柁(だ)は舟(ふね)のかぢなり柁(だ)舵(だ)
同又/櫂(かぢ)とも書(かく)べし
○㯭(ろ)は櫓並同/縦(たて)に用(もちゆる)を
櫓(ろ)といふ横(よこ)に用(もちゆる)を槳(かぢ)と云
ともに舟具(ふねのぐ)なり
○棹(かい)【左ルビ「さほ」】は舟(ふね)をやる物なり篙(さほ)
おなじ
○舟(ふね)は黄帝(くはうてい)の二/臣(しん)共鼓(くはうく)
貨狄(くはてき)舟(ふね)をつくる又/虞姁(ぐこう)舟(ふね)
をつくる又/伯益(はくえき)つくる工倕(こうすい)
つくるとまち〳〵説(せつ)おほし
○艇(てい)は船(ふね)のちいさくして
【右頁下段】
筏(はつ)《割書: |いかだ》
《割書:わた|し| ぶ| ね》
野(や)
航(かう)
篷(ほう)
《割書:と| ま》
番(ばん)
舶(はく)
《割書:ゑびす| ぶね》
【左頁上段】
長(ながき)をいふ又二百/斛(こく)以上を
艇(てい)といふ舸同
○舶(はく)は海中(かいちう)の大船(たいせん)なり
市舶(しはく)商人ぶね米ぶね也
○艜(たい)も小船(しやうせん)なりひらたふ
ね船(ふね)ちいさくしてふかき物
舼(きよう)ともいふ俗にたかせといふ
○帆(ほ)は舟上(しうしやう)の幔(まん)なり風(かぜ)に
したがひて船(ふね)をうかむるもの
なり帆維(はんい)はほなはなり
○檣(しやう)は桅(き) 帆竿(はんかん)ともに同
ほばしらなり○篷(とま)は𥴣(とま)【竹冠に艂】同/竹(たけ)ををりて箬(たけ)をあみて船(ふね)をおほふものなり
○野航(やかう)は小船(しやうせん)なりわたしぶね舴艋(そもう)【さくもうヵ】同○筏(いかだ)は竹(たけ)を編(あむ)をいふ水(みづ)をわたるものなり木を
■(ひ)【篺(ひ)ヵ𥴖(べ)[竹冠に椑(ひ)]ヵ】といふ竹(たけ)を筏(ばつ)といふ桴(ふ)同○番舶(はんはく)は南蛮(なんばん)ふねなり○軌(き)【䡄】はくるまのよこ木なり
○轄(くさび)は車の輪(わ)にあるものなり
○車蓋(しやかい)は車(くるま)のやかたなり■(こう)【𨎐(ち)ヵ】同一に黄屋(くわうをく)ともいふ蓋(かい)はきぬがさなり
【左頁下段】
車蓋(しやかい)《割書:くるまの| やかた》 轄《割書:くさび》
《割書:くるまの| よこ| ぎ》
䡄(き)
【上欄書入れ】113
【柱】頭書増補訓蒙図彙九 八