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【柱】頭書増補訓蒙図彙十 三
【右頁上段】
るなりすりうすなり䃺(ま)磑(ぎ)
いしうす𠏉(かん)【龺+余。訓蒙図彙は「榦」、異体字ヵ】はひきゞなり
○銀剪(ぎんせん)ははさみなり俗(ぞく)に
こみばさみといふ夾剪(けうせん)同
○榨(うちひ)は醡(さ)と同(おな)し酒(さけ)又は油(あぶら)
をしぼる具(ぐ)なりしめ木(ぎ)なり
○石鏨(せきせん)は石(いし)をきるのみなり
石匠(せきしやう)これをもつ
○碓(からうす)は宓犧(ふつき)杵(きね)臼(うす)を制(せい)す後(のちの)
世(よ)に巧(たくみ)をくはへ身(み)を借(かり)て碓(からうす)
をふむ利(り)十/倍(ばい)す
○機(き)ははたなり織(をる)なり経(たて)
をもつものを榺(ちきり)といふ緯(ぬき)
をもつものを杼(をさ)といふ椱(いしあし)【いのあしヵ】
卧機(くつむき)【くつびきヵ】機躡(まねき)
○綜(そう)は機(はた)をおるへ【遍】なりまた
【右頁下段】
機(き)《割書:はた》 綜(そう)《割書: | |へ》 杼(ちよ)《割書:ひ》 筬(せい)《割書: | |を| さ》
筟(ふ)《割書:くだ》 篗(わく)
績(せき)
纒(てん)
《割書: へ| そ》
《割書:つ| む》紡(はう)錘(すい)
【左頁上段】
紉綜(じんそう)【綜絖ヵ】とも書(かく)べし
○杼(ちよ)はひなり梭(さ)同/機(はた)を織(をる)
とき緯(ぬき)をもつものなり
○筬(せい)はをさなり紉梳(しんじよ)同し
簆框(こうきやう)は今いふおさかまち
○筟(ふ)は筳(てい)と同/繀(さい)はくだいと
○篗(わく)は籰(わく)𧤽(わく)【角+閒】榬(わく)同し
わくの柄(え)を柅(ぢ)といふ又/檷(ぢ)
鑈(ぢ)ならひに同
○績纏(せきでん)は苧(お)をうみためて
丸(まる)くまきたるが臍(へそ)のごと
くなるより名(な)づく
○紡錘(はうすい)はつむなり又は楇(くは)
とも瓦(くは)とも書(かく)へし
○撥柎(はつふ)はわくのめくり舞(まふ)
ものなり蟠車(はんしや)とも撥車(はつしや)
【左頁下段】
撥(はつ)
柎(ふ)《割書:まひ| ば》
絡柅(らくち)
《割書:たゝ| り》
績桶(せきとう)
《割書:おご| け》
布機(ふき)
《割書: しも| はた》
【上欄書入れ】117
【柱】頭書増補訓蒙図彙十 四